「追求心」と「探究心」の違いとは?分かりやすく解釈

「追求心」と「探究心」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「追求心」「探求心」の違いを分かりやすく説明していきます。

「追求心」とは?

「追求心」とは?

「追求心」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「追求心」「ついきゅうしん」と読みます。

「追求心」「目的に達するまで、粘り強く追い求める心。

その精神状態」
を意味します。

例えば、何かを研究するときに、中途半端で終わらせるのではなく、自分が納得できるまで粘り強く研究を続けられるような心を持っている時、「研究に対する追求心の持ち主」と言われます。

また、ビジネスシーンでも、与えられた仕事をこなすだけで満足するのではなく、自分が納得できるまで、粘り強く完成度をあげるような心を持つとき、「Aは仕事における追求心の持ち主だ」などと高く評価されることがあります。

また、アルバイトをするときも、仕事をこなすだけでなく、どうすればお客さんが喜ぶ対応ができるか、また効率的に作業ができるかなどを追い求めて、粘り強く取り組む様子を、「アルバイトで追求心の強さを見せる」などと表現することができます。

このように、目的に達するまで、中途半端ではなく、粘り強く続けることができる人の精神状態を「追求心」と言います。

「探求心」とは?

「探求心」とは?

「探求心」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「探求心」「たんきゅうし」と読みます。

「探求心」「物事に対して、深い知識を得たり、原因を解明しようとする気持ち」を意味します。

例えば、職場で一つの仕事を与えられたとき、課題をこなして満足するのではなく、仕事から派生する情報を調べたり、なぜ課題ができたのか、原因を究明しようとする気持ちがある人を、「探求心の持ち主」と呼びます。

親から、水漏れの修理を頼まれたとき、ビニールテープを巻いて終わりにするのではなく、なぜ水漏れが起こったのか、水漏れしないために必要なこと、処置の様々な方法のメリットとデメリットなどを調べ上げるとき、「探求心がある」と言われるでしょう。

このように、一を知る時、10まで知るために、動くタイプの人の精神状態に対して「探求心」という言葉を使ってみましょう。

「追求心」と「探求心」の違い

「追求心」と「探求心」の違い

「追求心」「探求心」の違いを、分かりやすく解説します。

「追求心」「目的に達するまで、粘り強く追い求める心。

その精神状態」
を意味します。

一方の「探求心」「物事に対して、深い知識を得たり、原因を解明しようとする気持ち」を意味します。

「追求心」は、「粘り強さ」が特徴的なのに対して、「探求心」「好奇心の強さ」が特徴と考えることができます。

何かを突き詰めて行うような精神状態を「追求心」と呼び、一つの物事から、様々な情報を得ようと掘り下げていくような精神状態を「探求心」と呼ぶようにしましょう。

まとめ

まとめ

「追求心」「探求心」の違いについて見てきました。

就活の長所として使われることが多い2つの言葉には、大きな違いがありました。

自分はどちらのタイプなのか、理解できたのではないでしょうか。