この記事では、「コリアンダー」と「パクチー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コリアンダー」とは?
セリ科コエンドロ属の一年草です。
「コエンドロ」「パクチー」「香草」「シャンツァイ」など、さまざまな呼び方があります。
葉はセリのように細かく裂けています。
花は白から淡い紅色の小花で、7月から8月ころにかけて咲き、やがて緑色の実をつけ、秋ごろになると熟してきます。
「コリアンダー」という場合は、スパイスを指す場合もあります。
スパイスの「コリアンダー」は、完熟した種子を利用したものです。
甘く爽やかな香りが特徴で、ホールタイプは食感を楽しむために、粉末タイプは香りづけや風味づけに適しています。
このスパイスが使用される料理の定番は、エスニック料理です。
カレーによくあいます。
その他に、クッキー、揚げ菓子、ミートソーススパゲティー、五目豆、つくねなど、さまざまなものに活用できます。
「コリアンダー」の使い方
セリ科コエンドロ属の一年草を指して使用する言葉です。
この言葉で呼ぶときには、完熟した種子を使ったスパイスを指す場合が多いです。
「パクチー」とは?
セリ科コエンドロ属の一年草のことです。
葉はセロリのように細かく裂けています。
花は白から淡い紅色の小花で、7月から8月ころに咲きます。
種子や秋ごろに完熟します。
この植物は、葉や実が食用にされます。
「パクチー」という場合は、食用の葉を指す場合が多いです。
葉には独特の香りがあり、カメムシのようなにおいと表現されます。
好き嫌いがわかれ、好きな人は本当に好きですが、嫌いな人は嫌いです。
この葉が利用される料理には、チャーハン、スープ、餃子、サラダなどがあります。
エスニック料理に使われることが多いです。
体内にたまった重金属を排出する手助けをしてくれるともいわれています。
重金属とは、ヒ素、カドミウム、鉛などのことで、体内にたまっていると不調の原因になるといわれます。
「パクチー」の使い方
セリ科コエンドロ属の一年草を指して使用する言葉です。
この名で呼ぶときには、食用の葉を指す場合が多いです。
「コリアンダー」と「パクチー」の違い
どちらも同じ植物です。
さまざまな呼び方があり、日本ではさまざまな呼び方が使われています。
特に「コリアンダー」という場合は種子を利用したスパイス、「パクチー」というときには食用の葉を指す場合が多いです。
「コリアンダー」の例文
・『カレーにコリアンダーを使う』
・『コリアンダーを使ったハーブティー』
・『コリアンダーの香りが好き』
・『コリアンダー入りのつくね』
「パクチー」の例文
・『パクチーが大好き』
・『パクチーをたっぷり使ったスープ』
・『スーパーでパクチーが200円で売られていた』
・『たまにはパクチーでも食べようかな』
まとめ
どちらの言葉も同じ植物を指しています。
この植物にはさまざまな呼び方があり、この他にもいくつかの呼び方があります。