「増毛」と「植毛」の違いとは?分かりやすく解釈

「増毛」と「植毛」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「増毛」「植毛」の違いを分かりやすく説明していきます。

「増毛」とは?

「増毛」とは?

髪の毛のボリュームを増やすことです。

やり方は3通りあります。

まず、編み込み式です。

自分の髪の毛に特殊な糸で編み込み用の土台を作り、そこに人工毛の束を縫い付けていきます。

つぎに、結毛式です。

自分の髪の毛に人工毛を結びつけます。

そして、全面接着式です。

人工毛を植え付けたシートを頭皮に貼り付けます。

他の方法は自分の髪の毛がある部位にしか施術ができませんが、この方法は髪の毛がない部分の施術が可能です。

「増毛」のメリットは、すぐに髪のボリュームを増すことができる点です。

育毛剤を使用して髪を増やそうとすると、髪の成長に時間がかかるため、なかなか思うような結果になりません。

しかし、「増毛」なら施術後すぐにボリュームが増します。

施術後は普段通りの生活が可能です。

デメリットは定期的なメンテナンスが必要なことと、色を変えられないことです。

髪の毛に人工毛を結び付けた場合、天然の髪の毛は伸びてくるので、結びつけた人工毛が浮いてきてしまいます。

人工毛はカラーリングをする人には向いていません。

いくつかの色の人工毛が用意されているので、自分にあったものを選ぶとよいでしょう。

「増毛」の使い方

髪の毛のボリュームを増やすことを指して使用する言葉です。

3つの方法があります。

「植毛」とは?

「植毛」とは?

頭皮に穴をあけて毛を植え込むことです。

やり方は2通りあります。

まず、自毛植毛です。

自分の毛を薄毛が気になる部分に植え込みます。

髪を採取する部分は後頭部です。

男性の場合は頭頂や額側から髪が薄くなる傾向があり、後頭部は比較的髪の毛が残っていることがあります。

この方法は自分の髪の毛を使用するので拒絶反応が現れにくいメリットがあります。

定着をすればメンテンナンスの必要はありません。

しかし、高額であること、1回の施術でできる範囲が限られていること、傷跡が残る場合があることがデメリットです。

そして、人工毛植毛です。

人工毛を特殊な針で埋め込む方法になります。

施術後、すぐに髪のボリュームが増えることを実感できる点がメリットです。

人工毛はポリエステルやナイロンなどでできています。

異物を埋め込むため拒絶反応が出る可能性があることや、定着率が低いことがデメリットです。

また、メンテナンスの必要があります。

「植毛」の使い方

毛を頭皮に植え込むことを指して使用する言葉です。

「増毛」と「植毛」の違い

「増毛」と「植毛」の違い

どちらも髪の悩みを抱えている人を対象としたものですが、やり方が異なります。

前者は人工毛を使用しており、植えつける以外の方法で頭皮や髪に付着させます。

後者は自分の髪の毛を使うこともあれば、人工毛を使うこともあります。

これを頭皮に植え込みます。

まとめ

まとめ

髪の悩みを抱える人を対象に行われるもので、これによって髪の毛のボリュームが増します。

結果は似ていますが、やり方が異なります。