この記事では、「電気」と「電子」の違いを分かりやすく説明していきます。
「電気」とは?
「電気」は、物体から、プラスの端子からマイナスの端子に掛けて流れる電流のことで、乾電池などがまさに「電気」を発生させる物体でプラスからマイナスに掛けて電流を流します。
この電流を使用して人間は様々な家電製品などを動かす際の動力とします。
「電子」とは?
「電子」は、物体に含まれる「電気」の元でプラスとマイナスの属性があり、どちらか片方だけでは、「電気」にならない物質です。
この物質の特性は、「電気の流れに反発する」ことが特性にあり、例えば電池の「電気」は、プラスからマイナスに流れますが、電子の流れは逆です。
これについては、「電気」の発生が電子の流れを逆にしたものだと化学により判明しています。
「電気」と「電子」の違い
「電気」と「電子」の違いは、電力が発生する際、流れ込む方向が逆であるという違いです。
「電気」は、プラスからマイナス端子に掛けて流れ込みますが、このエネルギーを発生させる電子は、逆の方向に進み、マイナスからプラスに向けて進み、電流を生み出しますので違いは、電力を生む際の行き着く方向が異なります。
「電気」の例文
・『電気代が高くついた』
この例は、プラスからマイナスに掛けて流れ込むと言われていた、電力が高くついたという例です。
なお、「電気」は、実は、マイナスからプラスに流れ込むというのが本当の説なのですが、結果的に計算をしても同じ結末になるのでどうでもよいかということになり、新しく発見した「電子」という物質の反対であるとしたのが「電気」です。
「電子」の例文
・『電子工作』
この言葉は、マイナスからプラスに掛けて電流が流れる工作物のことです。
要は、「電気」を使用して動くものを電子工作と呼び、「電気」を発生させるものは、直流の電池だろうと交流のコンセントだろうと関係なく、「電気」で動く物であればなんでも工作物になります。
まとめ
「電気」については、小学生においては、プラスからマイナスに流れると教わりましたが実は違ってまして、本当は、マイナスからプラスに流れ込む電流のことを意味します。
ですが、これは、過去の「電気」の概念を発見した偉人の間違いでのちに「電子」を発見した際、前の偉人の間違いは別に結果的に計算が変わるわけではないので、別に良いかということになり、マイナスからプラスに流れ込む物を「電子」と呼ぶ約束になったのです。
その為、この二つの違いは、実は同じなんですが、一応過去の偉人の間違いであるが結果的に同じ結末になるということで間違いを間違いと言わずに、「電気」と、「電子」の紹介をさせていただきました。
その為、今現在においても、間違いであることを述べたうえで、一応未だ、「電気」は、プラスからマイナスに流れるものとしており、「電子」は逆であるとしており、教科書や電子工作のキットなども電気の方向はプラスからマイナスとしています。