この記事では、「素敵」と「魅力的」の違いを分かりやすく説明していきます。
「素敵」とは?
「素敵」は「すてき」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「素晴らしいと思うこと」という意味で、人や物に対して非常にすぐれていると思うことです。
2つ目は「自分にとって好都合だと感じること」という意味で、自分に対して提供された計画や案などが都合良いと感じることです。
3つ目は「美しいと思うこと」という意味で、物の見た目や人の容姿などが美しいと思うことです。
4つ目は「程度がはなはだしい様子」という意味で、良い意味で規模が大きい・度合いが大きい・数量が多いなどのことです。
上記に共通するのは「素晴らしいと思う」という意味です。
「素敵」の使い方
「素敵」は名詞・形容動詞として「素敵だ・である」と使われたり、形容詞として「素敵な洋服」と使われたり、副詞として「素敵に見える」などと使われたりします。
基本的に、見た目や度合いなどが優れていたり、素晴らしいと思うことに使われる言葉です。
「魅力的」とは?
「魅力的」の意味は以下の通りです。
1つ目は「見た目が美しくて引き付けられる」という意味で、容姿が端麗で、うらやましいと思う様子のことです。
2つ目は「独特な雰囲気で引き付けられる」という意味で、他にはない独特な雰囲気で、興味を引き立てられる様子のことです。
3つ目は「異性として人の心を引き寄せること」という意味で、色気があったり性的に刺激される雰囲気を持っていることです。
4つ目は「自分にとって好都合で思わずもっと知りたいと思うこと」という意味で、都合が良いと思うだけではなく、興味を持つことです。
上記に共通するのは「引き付けられる」という意味です。
「魅力的」の使い方
「魅力的」は名詞・形容動詞として「魅力的だ・である」と使われたり、形容詞として「魅力的な瞳」などと使われたりします。
基本的に、見た目や雰囲気、度合いなどが美しかったり素晴らしかったりするだけではなく、気持ちを引き付けられることに使われる言葉です。
「素敵」と「魅力的」の違い
「素敵」は「見た目や度合いなどが優れていたり、素晴らしいと思うこと」という意味です。
「魅力的」は「見た目や雰囲気、度合いなどが美しかったり素晴らしかったりするだけではなく、気持ちを引き付けられること」という意味です。
「素敵」の例文
・『素敵なファッションですねと言われた』
・『うちのお局様は優秀で素敵な女性だ』
・『白い壁の素敵なおうちに住みたい』
・『素敵なレースのカーテンを購入する』
「魅力的」の例文
・『魅力的な話に騙されてしまった』
・『とても魅力的な声をした男性だ』
・『魅力的な女性にころりと参ってしまった』
・『どれも魅力的な作品で甲乙つけがたい』
まとめ
今回は「素敵」と「魅力的」について紹介しました。
「素敵」は「素晴らしいと思うこと」、「魅力的」は「素晴らしくて気持ちが引き付けられる」と覚えておきましょう。