「来訪」と「訪問」の違いとは?分かりやすく解釈

「来訪」と「訪問」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「来訪」「訪問」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「来訪」とは?

「来訪」とは?

「来訪」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「来訪」「らいほう」と読みます。

「来訪」「人が訪ねてくること」という意味があります。

例えば、友達が家に訪ねてくることがあるかもしれません。

このような時、「友達が来訪した」と言うことができます。

また、家を留守にしている時、訪ねてきた人がいたことを家族に教えられることがあるでしょう。

このような場合は、「留守中に来訪した人がいたと、家族に告げられた」などという文章にできます。

さらに、休日に家でくつろいでいたら、好きな人が家を訪ねてきて、驚いてしまった経験があるかもしれません。

このような場合は、「好きな人の来訪に、戸惑ってしまう」などという文章を作ることができます。

他にも、「来訪者の名簿を作る」「来訪してくれた人に、感謝の手紙を送る」などという「来訪」の使い方ができます。

「訪問」とは?

「訪問」とは?

「訪問」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「訪問」「ほうもん」と読みます。

「訪問」「人を訪ねること。

他人の家を訪れること」
という意味があります。

例えば、友達の家に遊びに行くとき、「友達の家を訪問する」ということができます。

また、就活をしている学生が、先輩が勤務する企業などを訪れる時、「就活のために企業訪問する」という文章にすることができます。

さらに、体調が悪く、誰も家に迎えることができないという場合は、「訪問を断る」「訪問を謝絶する」などというかもしれません。

また、学校の先生が、生徒の各家庭を回っていく行事を、「家庭訪問」と言います。

「今日は家庭訪問だから、部屋を片付けなければ」などという文章を作ることができます。

「来訪」と「訪問」の違い

「来訪」と「訪問」の違い

「来訪」「訪問」の違いを、分かりやすく解説します。

「来訪」「人が訪ねてくること」という意味があります。

一方「訪問」「人を訪ねること。

他人の家を訪れること」
という意味があります。

このように、誰かの家を訪ねることを「訪問」と呼び、誰かが家を訪ねてきたことを、「来訪」と呼ぶという違いがあります。

そのため、「AがBの家を訪れた」という文章がある時、「AがBの家を訪問した」という文章にすることができますし、「Bの家にAが来訪した」という文章にすることができます。

誰かが誰かを訪ねたという現象が起こった時、行く方か、迎える方か、どちらの視点で見るかによって、「来訪」「訪問」を使いわけることができるでしょう。

まとめ

まとめ

「来訪」「訪問」の違いについて見てきました。

人が訪ねてくる場合は「来訪」という言葉を使い、自ら人を訪ねる場合は「訪問」という言葉を使うようにしましょう。

このように、正しい意味を知り、2つの言葉を使いわけてみてはいかがでしょうか。