この記事では、「デリバリー」と「テイクアウト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「デリバリー」とは?
「デリバリー」には3つの意味があります。
1つめは、貨物や郵便物を指定された宛先に届けることです。
貨物や郵便物は、必ず誰かのところに届けられます。
届ける場所を指定するために、郵便物には住所が記載されます。
その住所のところに届けることを意味します。
2つめは、荷などをある人から別のある人に渡すことです。
人から人へなので、1つめの意味とは異なり、指定された場所という意味ではありません。
3つめは、弁当・料理・食材などの注文を受けて届けたり、指定された場所に届けたりする業者、またその料理のことです。
その店で食べることもできれば、自宅などに届けてもらって食べることもできる飲食店があります。
飲食店に出かけずに、その店のものを食べられるのです。
まず注文をします。
注文は電話やインターネットで受けつけをしています。
その後、料理が作られたり、食材が準備されたりして、指定の場所まで届けられます。
料金の支払い方法は、クレジットカード支払いやその場での現金支払いです。
この届けてくれる業者や、届けられる食品がこの言葉が意味するものです。
「デリバリー」の使い方
料理や食材などを届けてくれる業者や、その食品を指して使用します。
「テイクアウト」とは?
飲食店などの料理を持ち帰ること、またその料理です。
自分で飲食店に行って料理を受け取り、自分で持ち帰ってきます。
たとえば、ハンバーガーを食べたいと思ったとします。
その店では店内で食べることも、持ち帰ることもできます。
持ち帰りだけという店もあります。
持ち帰りをお願いすると、袋などに入れてくれます。
そして、その場で支払いをして、自分で持ち帰ってきます。
店内では食べないのです。
これはすべての店で行っているのではありません。
汁がこぼれる、食中毒の心配があるなどの理由で、行っていない飲食店もあります。
「テイクアウト」の使い方
飲食店などの料理を持ち帰ることや、その料理を指して使用します。
自分で店に行って持ち帰る場合をいいます。
「デリバリー」と「テイクアウト」の違い
店では食べないことを意味していますが、同じことではありません。
「デリバリー」は持ってきてもらいます。
自分で店に行く必要はありません。
「テイクアウト」は自分で店に行って持ち帰りをします。
「デリバリー」の例文
・『デリバリーをお願いする』
・『デリバリーは便利だ』
・『デリバリーのアルバイトをしている』
・『デリバリーを中心に行っている』
「テイクアウト」の例文
・『テイクアウトをする』
・『テイクアウトをすると割引になります』
・『カレーのテイクアウト』
・『うちの店もテイクアウトの導入を検討しています』
まとめ
店では食べないことを指す2つの言葉ですが、持ってきてもらうのか、自分で持ち帰るのかという点に違いがあります。
