「暗唱」と「音読」の違いとは?分かりやすく解釈

「暗唱」と「音読」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「暗唱」「音読」の違いを分かりやすく説明していきます。

「暗唱」とは?

「暗唱」とは?

書いたものを見ないで言えるように覚えたものを、何も見ずに口に出して言うことです。

文字や数字を一切見ずに、ある文書などを口に出して言うことを意味します。

長い文書を覚えるのは大変なので、授業で行う場合は短い文書が使われることが多いです。

たとえば、詩のようなものです。

詩は数小節程度のものが少なくなく、覚えるのに非常に苦労をするということが、あまりありません。

教科書に詩が紹介されていたとします。

それを見なくても言えるように覚えます。

そして、何も見ずに実際に口にしてみます。

この行為が「暗唱」です。

これは詩以外のことでも行われます。

たとえば、英文、掛け算九九、俳句、セリフなどです。

歌詞を見ずに歌える人はいると思いますが、歌をうたうことはこの言葉が意味するものではありません。

「暗唱」の使い方

覚えたものを何も見ずに口に出して言うこと、という意味で使用をします。

何かをちらっとでも見てしまう場合は、この言葉が意味するものではありません。

「音読」とは?

「音読」とは?

「音読」には2つの意味があります。

ひとつは、文章に書かれているものを、ひとつひとつ声に出して言うことです。

文章を見て行う行為を意味しています。

文章を目で追って、声に出さずに読むことではありません。

小学校の宿題でこれが出されることがあります。

教科書に書いてあるある物語を声に出して読むのです。

このとき、教科書をみて構いません。

しかし、どこかを飛ばす、読み方を違ったふうにするということはしません。

書いてあるものを見ながらなので、短いものでも、長いものでも、この行為を行うことができます。

もう一つの意味は、漢字を「おん」で読むことです。

「音」という漢字は、オン・イン、ね・おと、と読むことができます。

オンやインが「おん」での読み方です。

「音読」の使い方

書かれている文章を声に出して言うことという意味で使用をします。

書いてあるものを見て構いません。

「暗唱」と「音読」の違い

「暗唱」と「音読」の違い

文章などを声に出して言うという意味が似ていますが、同じ行為ではありません。

「暗唱」はまったく何も見ずに行うものです。

文字や数字などを覚えて、それを口にします。

「音読」は文章を見て行うものです。

数字については、あまり使いません。

「暗唱」の例文

「暗唱」の例文

・『これを全文暗唱してください』
・『暗唱が得意です』
・『正岡子規の俳句を暗唱する』
・『暗唱できるようになるために練習をする』

「音読」の例文

「音読」の例文

・『母の前で音読をする』
・『音読をしていて口が疲れた』
・『たまには音読をしてみようかな』
・『音読を聞いてもらう』

まとめ

まとめ

どちらの言葉も声に出して言うという意味を持っていますが、同じ行為ではなく、一方は覚えたものを声に出して言うこと、もう一方は書いてある文字を見ながら声に出して言うことを意味しています。