「符丁」と「隠語」の違いとは?分かりやすく解釈

「符丁」と「隠語」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「符丁」「隠語」の違いを分かりやすく説明していきます。

「符丁」とは?

「符丁」とは?

「符丁」は、お仕事をしている者同士が分かればよい言葉でお客に知られたくない言葉をお仕事している者同士で通用するようにした言葉です。

つまり、お手洗いに行ってきますというのを2番入りますなどと呼び、同じ職場で働いている人物が何をするかが分かれば、それは、「符丁」と呼びます。

「隠語」とは?

「隠語」とは?

「隠語」は、そのお仕事の業界で通用する言葉です。

その為、飲食店であればすべての飲食店で通用するお客に知られるとよくない言葉や知らせる必要性がない言葉を「隠語」と呼びます。

「隠語」は、そのお仕事という一つのお仕事だけにとどまらないのが特徴で、飲食店であれば自分の会社と別の会社でも通用する共通のお客に知らせる必要性がない言葉を「隠語」とよびます。

「符丁」と「隠語」の違い

「符丁」と「隠語」の違い

「符丁」「隠語」の違いは、お仕事をしている仲間同士で使用する言葉であるかその業界すべてで通用するであろう言葉であるかです。

「符丁」は、お仕事をしている者同士で分かる秘密の言葉であればそれでよいのですが、「隠語」の場合、飲食店であれば飲食店すべてで通用する秘密の言葉である必要性があります。

「符丁」の例文

「符丁」の例文

・『塗装業界ではお仕事をすることを遊ぶと符丁する』
この例は、塗装関係の会社ではお仕事をすることを遊ぶと秘密の言葉で言うという例です。

なお、すべての塗装関係の業界でこの言葉が使用されているわけではないので、このケースは、「符丁」というその会社だけで通用する秘密の言葉であるとしました。

ちなみに建築関係で遊ぶという言葉は、本当に暇であるが故遊んでいることを指します。

「隠語」の例文

「隠語」の例文

・『内トラに入るは放送業界の隠語』
この例は、内トラというエキストラに放送関係者を忍び込ませる行為は、放送業界すべてで通用する秘密の言葉であるという例です。

その為、この言葉は、放送業界に関係している方であればおおよそ内容を把握でき、テレビ放送の関係者をエキストラに忍び込ませることであると理解してもらえます。

まとめ

まとめ

「符丁」「隠語」の関係性は、自分が働いている場所で通用する秘密の言葉であるか、自分の働いているお仕事のグループすべてで通用する秘密の言葉であるかになり、例えば、お仕事中にトイレに行く際に言う番号などは会社ごとに違うので、これは、「符丁」という扱いになりますが、放送業界で言うアゴという言葉は食事を用意することであると決められており、日本の放送業界ではそのお仕事に関わる人であればたいてい知っています。

両者ともに共通している点については、秘密裏にお客となる人物に築かれることなく、物事を遂行しようとしている点にあり、「符丁」であれ、「隠語」であれ物事をお客さんが気が付かないうちにこなすために存在しています。

逆を返せば、気が付かれるとまずい言葉があるが故、そうした秘密の言葉を必要とするのであって、聞こえてもよい言葉の身を分かるように言うというのはどうなのかというのが、「符丁」「隠語」の関係性です。