「眼科医」と「視能訓練士」の違いとは?分かりやすく解釈

「眼科医」と「視能訓練士」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「眼科医」「視能訓練士」の違いを分かりやすく説明していきます。

「眼科医」とは?

「眼科医」とは?

眼科を専門とする医師のことです。

眼科とは、目の疾患を治療したり予防をしたりする医学の分野の一つです。

この医師になるためには、大学の医学部を卒業し、試験を受けて国家資格を取得する必要があります。

その後に医籍登録されると医師免許証が交付されます。

さらに、医師として活動するためには臨床研修を受けます。

これは実際の医療現場で経験を積むことで、研修医という形で経験を積んでいきます。

眼科が治療対象としている疾患は、緑内障、白内障、飛蚊症、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などさまざまあります。

また、コンタクトレンズや眼鏡のための処方箋を出したり、レーシックやオルソケラトロジーなどの視力の矯正も行っています。

眼科には受けつけの人や医師のサポートをするような人がいますが、治療ができるのはこの人だけです。

「眼科医」の使い方

眼科の専門医を指して使用する言葉です。

医師免許を持っています。

「視能訓練士」とは?

「視能訓練士」とは?

弱視や斜視など眼に障害を持つものに対して、訓練や矯正を行い、機能を回復させていく専門職のことです。

視能訓練士養成所を卒業した後、国家試験を受けて合格をすると資格が与えられます。

主な仕事は、眼科一般検査、視野矯正、検査業務です。

眼科一般検査とは、視力や眼疾患などを調べる仕事です。

この検査結果を診療に役立てます。

視野矯正は見る機能を回復させるための訓練・矯正のことです。

弱視や斜視のものを対象としています。

回復までには時間がかかるため、忍耐強さが必要とされます。

また、患者を励ます力がある事が望ましいです。

検査業務は、病院以外の保健所や学校などで検査をすることです。

早期発見・早期治療に役立ちます。

この職業の人は治療は行いません。

白内障やレーシックの手術、処方箋を出すなどはしないのです。

この職業の人が活躍する場は主に病院です。

病院でもこの人が必ずいるわけではなく、数が足りていないといわれています。

「視能訓練士」の使い方

眼の機能の回復をはかる専門職を指して使用します。

治療は行わない人です。

「眼科医」と「視能訓練士」の違い

「眼科医」と「視能訓練士」の違い

どちらの人も眼科にいるのですが、持っている資格ややっていることが違います。

「眼科医」は医師で医師免許を持っています。

この人が治療を行います。

「視能訓練士」は医師ではありませんが、国家資格を持っています。

この人は検査や訓練を行います。

「眼科医」の例文

「眼科医」の例文

・『眼科医を目指す』
・『両親ともに眼科医』
・『眼科医に診てもらう』
・『眼科医に眼の相談をする』

「視能訓練士」の例文

「視能訓練士」の例文

・『視能訓練士になる』
・『視能訓練士が視力検査をした』
・『優しい視能訓練士』
・『母は視能訓練士』

まとめ

まとめ

どちらも眼科医で働いている人ですが、なり方、持っている資格、仕事内容などに違いがあります。