「随時」と「不定期」の違いとは?分かりやすく解釈

「随時」と「不定期」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「随時」「不定期」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「随時」とは?

「随時」とは?

「随時」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「随時」「ずいじ」と読みます。

「随時」は、「適宜なときに行う様子。

その時々」
という意味があります。

ちなみに「適宜(てきぎ)」は、「状況によく合っていること」という意味があります。

状況に見合った時に、何かをする場合、「随時」という言葉を使うことができます。

例えば、飲食店でアルバイトを募集することがあります。

この場合、バイトがやめるなどして、スタッフが足りなくなり、バイト募集をする必要が出たらいつでも募集をするという意味で、「バイトを随時募集中」などと言います。

次に「随時」には「日時に制限のない様子。

好きな時にいつでも」
という意味があります。

例えば、患者に対して、病院側の受け入れ態勢が整っている場合、いつでも入院できるという意味で、「随時、入院ができる状態」と表現することができます。

「不定期」とは?

「不定期」とは?

「不定期」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「不定期」「ふていき」と読みます。

「不定期」は、「日時や期限が一定していないこと。

その様子」
という意味があります。

例えば、「不定期な刊行物」という場合は、毎月とか、毎週などというように、定期的に刊行されず、時折刊行されるものを指します。

同じように、「不定期便」は、定期的ではなく、送られてくる宅配便などを指します。

他にも、「不定期船」という船があり、運航する日程が一定していない船舶のことを意味します。

恋愛中のカップルがいる時、恋人からの連絡が一定しておらず、いつ連絡が来るか分からない場合、「恋人からの連絡が不定期なので、いつでも対応できる準備をしている」などという文章を作ることができます。

このように、日時や期限が一定してないと感じたとき、またそのことを伝えたいときに、「不定期」という言葉を使ってみましょう。

「随時」と「不定期」の違い

「随時」と「不定期」の違い

「随時」「不定期」の違いを、分かりやすく解説します。

「随時」は、「適宜なときに行う様子。

その時々」
という意味があります。

一方で「不定期」は、「日時や期限が一定していないこと。

その様子」
という意味があります。

「随時」「都合のいい時々に何かをすること」と意味しますが、「不定期」「日時などが一定していないこと」を意味するという違いがあります。

「随時募集」は、主催者に必要性がある時に、募集を行うことを意味しますが、「不定期募集」は、定期的には募集をしていないことを意味します。

どちらも定期的には募集をかけていないことが分かりますが、微妙なニュアンスの違いがあります。

まとめ

まとめ

「随時」「不定期」の違いについて見てきました。

2つの言葉には、意味の違いがありました。

2つの言葉の意味と違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。