「すじこ」と「イクラ」には一体どの様な違いがあるのでしょうか。
それぞれの意味と概要について紹介します。
「すじこ」とは?
「すじこ」の意味と概要について紹介します。
意味
「すじこ」は「筋子」と書き、「サケ・マス」の卵です。
卵巣ごと取り出し、文字通り筋膜でつながった状態のものを言います。
概要
「すじこ」は塩漬け加工されていて、未加工のものは「生筋子」或いは「腹子」と呼ばれます。
非常に塩分が強く長期保存が可能で、ねっとりとしたコクがあり、ご飯のお供にしたり、おにぎりの具として使われます。
尚、「すじこ」から筋膜を取り除き、バラバラの状態にしたもんが「イクラ」です。
「イクラ」とは?
「イクラ」の意味と概要について紹介します。
意味
「イクラ」も「サケ・マス」の卵です。
卵巣から卵を取り出してバラバラにして、生のまま塩漬けや醤油漬けにしたもののことです。
概要
「イクラ」はロシア語で、たらこやキャビアなど、魚卵類全てを表す言葉です。
元々「イクラ」は味がなく、塩漬けや醤油漬けにされていることから、コクとうまみが融合されて独特の風味になるのです。
「すじこ」と「イクラ」の違い!
「すじこ」は、「サケ・マスの魚卵を卵巣ごと取り出して味付けしたもの」です。
「イクラ」は、「サケ・マスの魚卵をほぐしバラバラにして味付けしたもの」です。
まとめ
「すじこ」と「イクラ」は見た目が全く違います。
まとまっているのが「すじこ」、バラバラなのが「イクラ」と覚えておきましょう。