この記事では、「すき焼き」と「しゃぶしゃぶ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「すき焼き」とは?
「すき焼き」の意味と概要について紹介します。
意味
「すき焼き」は、「しょうゆと砂糖で味付けされた鍋の中で肉や野菜を煮込む料理のこと」という意味です。
一般的には牛肉が使われますが、地方によっては「カニ」や「鶏」などが使われることもあります。
概要
「すき焼き」は、江戸時代に農耕具である「鍬(すき)」を使い、食材を焼いて食べたことに由来しています。
当時は野菜や魚が中心でしたが、明治時代になり海外の食生活が入って来ると共に、肉を食べる習慣がつき、現在の様に牛肉を使った「すき焼き」が誕生したのです。
「すき焼き」に何故「卵」を付けるのかという点に関しては諸説あり、「やけどしない為」「味に深みを出す為」「肉の臭みを消す為」「栄養を補う為」など、さままざまです。
「しゃぶしゃぶ」とは?
「しゃぶしゃぶ」の意味と概要について紹介します。
意味
「しゃぶしゃぶ」は、「熱しただし汁の中に肉屋野菜をくぐらせてさっと火を通して食べる料理のこと」という意味です。
こちらも一般的には牛肉ですが、「鶏」や魚介類などが使われることもあります。
概要
「しゃぶしゃぶ」は、具材をだし汁にくぐらせる時の音から来た名前です。
1950年代に大阪で発祥した料理で、だし汁にくぐらせた後、ボン酢やゴマだれで食べるのが一般的です。
お湯に付ける時間が短いので食材の味が活かされるメリットがあり、牛肉を始め鮮度の良い「タコ・フグ・鯛・ブリ・カニ・豚肉・鶏肉」など幅広く使われています。
「すき焼き」と「しゃぶしゃぶ」の違い!
「すき焼き」と「しゃぶしゃぶ」の違いを、分かりやすく解説します。
肉の違い
「すき焼き」は、煮込む為に「しゃぶしゃぶ」よりも肉が厚めです。
「しゃぶしゃぶ」は、すぐに食べるので肉が薄めっです。
味の違い
「すき焼き」は、醤油、みりん、酒などで作った割り下で味付けします。
「しゃぶしゃぶ」は、昆布などあっさりとしただし汁にくぐらせて、ポン酢やごまだれを付けて食べます。
まとめ
「すき焼き」と「しゃぶしゃぶ」は、どちらも日本の料理です。
機会があれば是非食べ比べてみましょう。