この記事では、「広島お好み焼き」と「大阪お好み焼き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「広島お好み焼き」とは?
「広島お好み焼き」は、「先に生地をクレープ状に焼き、その上にキャベツや豚バラなどの具材を乗せて焼く手順」で作ったお好み焼きです。
先に生地を焼いてから具材を乗せてひっくり返し、生地と鉄板の間に具を挟んで蒸し焼きにします。
大量のキャベツも蒸されることでしんなりして甘みが引き立ちます。
「広島お好み焼き」は、注文すると具材に麺が付いてくるのが特徴です。
「大阪お好み焼き」とは?
「大阪お好み焼き」は、「材料を全てボウルのなかで混ぜてから焼く手順」で作ったお好み焼きです。
小麦粉などの生地と、キャベツや天かすなどの具材を最初から既に混ぜ込み、鉄板の上に置いてから豚バラを置き、しばらくしてからひっくり返して均一に火を通します。
全体的に生地と具材が混ざり合い、ふっくら、ほくほくとした食感があり、生地に山芋を加えることもあります。
「広島お好み焼き」と「大阪お好み焼き」の違い!
「広島お好み焼き」と「大阪お好み焼き」の違いを、分かりやすく解説します。
生地
「広島お好み焼き」は、さらさらとしたゆるいい生地です。
「大阪お好み焼き」は、どろりとしたかたい生地です。
キャベツ
「広島お好み焼き」は、千切りキャベツが使われます。
「大阪お好み焼き」は、幅が広めのキャベツが使われます。
麺
「広島お好み焼き」は、注文した時点で麺がついてきます。
「大阪お好み焼き」は、注文しなければ麺はついてきません。
焼き方
「広島お好み焼き」は、生地の上に具材を乗せて焼きます。
「大阪お好み焼き」は、焼く前に生地と具材を混ぜておきます。
ソース
「広島お好み焼き」は、甘口ソースが使われます。
「大阪お好み焼き」は、辛口ソースが使われます。
まとめ
「広島お好み焼き」と「大阪お好み焼き」は、同じお好み焼きでも大きな違いがあります。
機会があったら食べ比べてみましょう。