「国内送金」と「海外送金」の違いとは?分かりやすく解釈

「国内送金」と「海外送金」の違い金融・経済

「国内送金」「海外送金」の違いを詳しく説明していきます。

「国内送金」とは?

「国内送金」とは?

「国内送金」とは、日本国内の相手先に現金を送金することです。

その方法は銀行や信用金庫の口座への振込だったり、為替を使用したり、現金書留の場合もあり、それらの総称だと考えてください。

要は、直接の手渡しではない現金のやりとりは、全てこの「送金」と表現することができますが、一般には振込のことだと考えておいていいでしょう。

それ以外の方法の場合、「現金書留で送金した」などとどのような方法を使ったかと一緒に表すことが多いです。

「海外送金」とは?

「海外送金」とは?

「海外送金」は、海外へ現金を送金することですが、これも海外の金融機関に対して行う場合と、直接現金で送る場合があります。

後者の場合には日本円のままで送ることになりますが、金融機関への振込の場合は自動的に現地通貨に換算されると考えていいでしょう。

振込で行う場合、国内の金融機関への振込とは違い、直接相手の口座への振り込まれる訳ではなく、途中でいくつかの銀行を経由することが多いです。

その都度手数料が差し引かれることになり、更に数日掛かる場合も少なくなく、国内のそれと同様に考えてはいけません。

日本円のまま現金送る場合には、原則的に郵便局の国際現金書留を利用することになります。

税関などの関係から、一度に送金できるのは最高200万円までと決まっており、それを超える場合には何度かに分けて送る必要があります。

「国内送金」と「海外送金」の違い

「国内送金」と「海外送金」の違い

「国内送金」は、主に銀行振込のことで、為替や現金書留の場合も含む表現です。

「海外送金」の方は、相手先の銀行口座に振込場合と、国際現金書留の利用だと解釈していいでしょう。

尚、海外の決済サービスのアカウントへの入金も「海外送金」と表現することがありますが、クレジットカードで行える場合が多く、正確にはそうとは呼ばず、単にそこへの「入金」と使うのが正しい表現です。

まとめ

まとめ

「国内送金」「海外送金」の違いは、以上の通りです。

特に海外の銀行口座への振込は数日を要し、手数料もそれなりに掛かると覚えておきましょう。