この記事では、「dtpオペレーター」と「dtpデザイナー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「dtpオペレーター」とは?
「dtpオペレーター」とは、「チラシ・広告などの印刷物の元になるデータを完成させていく仕事やその人」のことです。
「dtp」の言葉は、「DeskTop Publishing(デスクトップ・パブリッシング、デスク上印刷)」を意味しています。
「dtpオペレーター」は「dtpデザイナーが考案したデザイン」をベースにして、「PhotoshopやInDesignなどを使って文字(フォント)・行間・原稿文を調整したり写真・イラストの編集・配置を行って印刷物を具体的に完成させていく仕事」を指しているのです。
「dtpデザイナー」とは?
「dtpデザイナー」とは、「IllustratorなどのDTPソフトウェアを使いこなして、印刷するチラシの大元になるデザインをつくりあげていく仕事やその人」のことです。
「dtpデザイナー」というのは、「文字(フォント)・イラスト・写真などを効果的かつ見やすく配置して、印刷物として完成させることになる大元のデザインを行っていく仕事」なのです。
「dtpオペレーター」と「dtpデザイナー」の違い
「dtpオペレーター」と「dtpデザイナー」の違いを、分かりやすく解説します。
「dtpオペレーター」は、「dtpデザイナーが作成してくれたフォント(文字)や写真、イラストなどを適切に配置してくれたデザイン」を元にして、印刷物としての具体的なイメージを作り上げていく仕事であるという違いがあります。
「dtpデザイナー」が「大枠のデザインを制作する一次工程」を担当して、「dtpオペレーター」が「そのデザインをベースにした調整を行い、実際の印刷物になるデータを完成させる二次工程」を担いやすくなっています。
ただし実際には、「dtpオペレーター」と「dtpデザイナー」は同じ仕事を意味することも多くなっていて違いはほとんどありません。
「dtpオペレーター」の例文
・『dtpオペレーターの仕事をするようになってから、新聞に入っている折込みチラシのレイアウトや写真の使い方などを細かくチェックするようになりました』
・『dtpオペレーターとしてのスキルを証明したいという思いがあったため、Photoshopのクリエイター能力認定試験を受けることに決めました』
「dtpデザイナー」の例文
・『dtpデザイナーとしてのセンスは文字のフォントや大きさの選定に現れやすく、写真とのバランスが崩れると見栄えが悪くなります』
・『弊社のdtpデザイナーはみんな、複数のDTPソフトを使いこなせるので開発環境を選ばない強みがあります』
まとめ
この記事は、「dtpオペレーター」と「dtpデザイナー」の違いを説明しましたがいかがでしたか?「dtpオペレーター」とは「DTP(デスク上印刷)の専用アプリケーションを使用して、印刷する広告の元になるものを制作する仕事をする人」、「dtpデザイナー」は「文字・イラストなどの配置を決めて、印刷する広告などの元になるデザインをつくる仕事をする人」を意味していますが、この二つの仕事にはハッキリとした区別はありません。
「dtpオペレーター」と「dtpデザイナー」の違いを調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。
