「きっと」と「必ず」の違いとは?分かりやすく解釈

「きっと」と「必ず」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「きっと」「必ず」の違いを分かりやすく説明していきます。

「きっと」とは?

「きっと」とは?

「きっと」の意味は以下の通りです。

1つ目は「話し手の決意や確信を表す」という意味で、話し手が絶対にそうである、そうしたいと思っていることです。

2つ目は「話し手の強い要望を表す」という意味で、絶対にそうして欲しい、そうなって欲しいと思っていることです。

3つ目は「表情や態度などが引き締まっている様子」という意味で、はっきりと厳しい様子のことです。

4つ目は「ある動作が瞬間的に行われること」という意味で、急に、意識せずにある行動を取ることです。

上記に共通するのは「引き締まっている」という意味です。

「きっと」の使い方

「きっと」「話し手の決意や確信を表す」「話し手の強い要望を表す」「表情や態度などが引き締まっている様子」「ある動作が瞬間的に行われること」という意味で使われます。

副詞として「きっと~する」「きっと~に違いない」「きっとにらむ」などと使われます。

基本的に、話し手の決意や確信、要望などを表すことや、瞬間的に見せる引き締まった表情や態度に使われる言葉です。

「必ず」とは?

「必ず」とは?

「必ず」「かならず」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「例外なく決まってそうなる様子」という意味で、いつでも間違いなくある状態になることです。

2つ目は「推量が確実である様子」という意味で、自分の想像したことが間違いないと思うことです。

3つ目は「絶対にそうするという強い意志や願望のこと」という意味で、何があってもその様な結果に導いてみせると強く思うことです。

4つ目は「後に打消しの言葉を伴い、決して~ではない」という意味で、「必ずしも~ではない」と使われます。

上記に共通するのは「例外なくそうなる」という意味です。

「必ず」の使い方

「必ず」「例外なく決まってそうなる様子」「推量が確実である様子」「絶対にそうするという強い意志や願望のこと」「後に打消しの言葉を伴い、決して~ではない」という意味で使われます。

副詞として「必ず~する」「必ず~なる」「必ずしも~ではない」などと使われます。

基本的に、いつも決まってそうなる様子や、間違いなくそうしたい、そうして欲しいと思うことに使われる言葉です。

「きっと」と「必ず」の違い

「きっと」と「必ず」の違い

「きっと」「話し手の決意や確信、要望などを表す」「瞬間的に見せる引き締まった表情や態度」という意味です。

「必ず」「いつも決まってそうなる様子」「間違いなくそうしたい、そうして欲しいと思うこと」という意味です。

「きっと」の例文

「きっと」の例文

・『サンタクロースは今年もきっとやってくる』
・『この様子ならきっと雨が降るに違いない』
・『素晴らしい作品なのできっと見て下さいね』
・『彼女は子供をきっとにらみつけた』

「必ず」の例文

「必ず」の例文

・『祖父は毎朝必ず公園でジョギングする』
・『いつか必ず戦争のない平和な世界になる』
・『次回は必ず勝ってみせる』
・『この方法で必ずしも成功するとは限らない』

まとめ

まとめ

今回は「きっと」「必ず」について紹介しました。

「きっと」「絶対にそうなる」「瞬間的な厳しい態度」「必ず」「いつもそうなる」「間違いなくそうする」と覚えておきましょう。