「大雪」と「豪雪」の違いとは?分かりやすく解釈

「大雪」と「豪雪」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「大雪」「豪雪」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「大雪」とは?

「大雪」とは?

「大雪」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「大雪」「おおゆき」と読みます。

「大雪」「雪が大量に降ること。

また大量に降り積もった雪。

豪雪」
という意味があります。

朝起きたら、街中雪にすっぽり埋まっているくらい、たくさんの雪が降った時、「昨日の晩、大雪が降った」などと言うことができます。

また、数十年に一度の降雪量となるような大雪が予想される場合に発表されるのが、「大雪特別警報(おおゆきとくべつけいほう)」になります。

「今年はA地方に、大雪特別警報が発令されました」などと、ニュースが流れるのを目にするかもしれません。

また「大雪」「たいせつ」と読むこともあり、この場合も「激しく降る雪。

多く積もった雪」
という意味があります。

また「大雪」は、二十四節気の一つで、12月7日ころのことを指します。

「もう大雪だから、今年も終わりだな」などと、カレンダーを見て呟く人がいるかもしれません。

「豪雪」とは?

「豪雪」とは?

「豪雪」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「豪雪」「ごうせつ」と読みます。

「豪雪」は、「異常に多い降雪。

大雪」
という意味があります。

雪が降るエリアの中でも、とにかく降雪量が多いエリアのことを、「豪雪地帯」と呼びます。

「豪雪地帯にできる、雪の回廊を見に行く」などという文章を作ることができます。

降雪量や積載量による定義があるわけではないため、どの程度雪が降り、積もると「豪雪」と呼ぶという決まりはありません。

世界的には緯度が高く、海岸に近い山地などに、「豪雪」が降るエリアが集中しているとされています。

また「豪雪」は、春になると大量の雪解け水を生むことになり、それが原因で洪水を引き起こすことがあります。

そのため、「この冬の豪雪が、春の洪水を引き起こしそうで心配だ」などという会話が交わされるかもしれません。

「大雪」と「豪雪」の違い

「大雪」と「豪雪」の違い

「大雪」「豪雪」の違いを、分かりやすく解説します。

「大雪」「雪が大量に降ること。

また大量に降り積もった雪。

豪雪」
という意味があります。

一方で「豪雪」は、「異常に多い降雪。

大雪」
という意味があります。

どちらも、大量に雪が降り、大量の雪が積もることを意味する言葉になります。

「大雪」「豪雪」の、気象用語としての定義などはありませんが、「大雪」よりも「豪雪」の方が、雪が降る量、積もる量が多い場合に使われています。

そのため、大量の雪が降ったら「大雪」を、異常に大量の雪が降ったら「豪雪」を使うようにしましょう。

このように「大雪」「豪雪」の違いは、降雪量による違いと言うことが分かりました。

まとめ

まとめ

「大雪」「豪雪」の違いについて見てきました。

2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。