「潜在意識」と「無意識」の違いとは?分かりやすく解釈

「潜在意識」と「無意識」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「潜在意識」「無意識」の違いを分かりやすく説明していきます。

「潜在意識」とは?

「潜在意識」とは?

「潜在意識」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「潜在意識」「せんざいいしき」と読みます。

「潜在意識」は、「精神分析などで、活動はしているが自覚されない意識」という意味があります。

よく、人の意識を氷山に例えたときに、すべての意識の中で、近くできる「顕在意識(けんざいいしき)」は、氷山の上の部分にあたり、10パーセントほどだとされています。

一方、「潜在意識」は、海の中の氷山の部分にあたり、90パーセントほどを占めるとさえ言われています。

人が何かを見たり感じたりするとき、自分で意識できる「顕在意識」は1割ほどしかなく、それ以外のほとんどの部分は、自覚のない「潜在意識」とされています。

「迷った時、潜在意識からヒントが浮かんでくる」とか、「願望実現のカギは、潜在意識にかかっている」などという文章を作ることができます。

「無意識」とは?

「無意識」とは?

「無意識」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「無意識」「むいしき」と読みます。

「無意識」は、「意識がないこと。

正気を失うこと」
という意味があります。

誰かが気絶などをして、意識がない状態のままでいるとき、「無意識の状態が続く」などという文章を作ることができます。

次に「無意識」には、「自分のしていることに気づいていないこと」という意味があります。

例えば、気が付いたら、好きな人のことを目で追っているということがあるのではないでしょうか。

このように、目で追うことに気づかないような状況は、「無意識で好きな人を目で追いかけていた」などと表現することができます。

さらに「無意識」には「精神分析学で、意識下の領域。

人間現象の背後にあり、影響を与える混沌としたもの」
という意味があります。

「潜在意識」と「無意識」の違い

「潜在意識」と「無意識」の違い

「潜在意識」「無意識」の違いを、分かりやすく解説します。

「潜在意識」は、「精神分析などで、活動はしているが自覚されない意識」という意味があります。

一方で、「無意識」には「精神分析学で、意識下の領域。

人間現象の背後にあり、影響を与える混沌としたもの」
という意味があります。

この意味では、どちらも同じ意味となり、同義語と考えることができます。

ただし、一般的に「無意識」という言葉を使うときは、「意識がないこと」、また「自分のしていることに気づかないこと」という意味で使うことが多くなっています。

そのため、「潜在意識」「無意識」には、同じ意味がありますが、「無意識」には、他に、「意識がないこと」「自分のしていることに気づかないこと」という意味があることを知っておきましょう。

まとめ

まとめ

「潜在意識」「無意識」の違いについて見てきました。

2つの言葉には同じ意味がありますが、「無意識」には、さらに別の意味があることが分かりました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。