「ナイーブ」と「ピュア」の違いとは?分かりやすく解釈

「ナイーブ」と「ピュア」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「ナイーブ」「ピュア」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ナイーブ」とは?

「ナイーブ」とは?

「ナイーブ」の意味は以下の通りです。

1つ目は「飾り気がなく素直である様子」という意味で、素朴で澄んだ本質が生かされている様子のことです。

2つ目は「まだ何にも染まっていない様子」という意味で、汚れたものや悪いことなどにおかされていないことです。

3つ目は「清らかで傷つきやすい様子」という意味で、刺激に対する抵抗力が低く、損なわれ易いことです。

4つ目は「単純で未熟な様子」という意味で、だまされたり利用されたりしやすいことです。

上記に共通するのは「純真である」という意味です。

「ナイーブ」はフランス語の「naive」が日本語化した言葉で、英語では「純粋な」「無邪気な」「純真な」「素朴な」「単純な」「世間知らずで甘い」という意味です。

「ナイーブ」の使い方

「ナイーブ」「飾り気がなく素直である様子」「まだ何にも染まっていない様子」「清らかで傷つきやすい様子」「単純で未熟な様子」という意味で使われます。

日本語の場合、名詞・形容動詞として「ナイーブだ・である」と使われたり、形容詞として「ナイーブな性格」などと使われます。

基本的に、良い意味で飾り気がなくすなおな様子や、悪い意味で世間知らずで傷つき易い様子に使われる言葉です。

「ピュア」とは?

「ピュア」とは?

「ピュア」の意味は以下の通りです。

1つ目は「不純物が混じっていないこと」という意味で、雑多なものが含まれていないことです。

2つ目は「邪心がないここと」という意味で、人に対して打算やかけ引きのない心をもっていることです。

3つ目は「気持ちがまっすぐでひたむきなこと」という意味で、あるものを信じて真っすぐに追い求める気持ちのことです。

上記に共通するのは「不純物がない」という意味です。

「ピュア」は英語の「pure」が日本語化した言葉で、「混じりけがない」「不純物の無い」「純粋な」「潔白な」「純真な」「清潔な」などの意味があります。

「ピュア」の使い方

「ピュア」「不純物が混じっていないこと」「邪心がないここと」「気持ちがまっすぐでひたむきなこと」という意味で使われます。

日本語の場合、名詞・形容動詞として「ピュアだ・である」と使われたり、形容詞として「ピュアな探究心」などと使われます。

基本的に、不純物がまじっていない様子や、邪心や打算がないひたむきな気持ちに使われる言葉です。

「ナイーブ」と「ピュア」の違い

「ナイーブ」と「ピュア」の違い

「ナイーブ」「良い意味で飾り気がなくすなおな様子」「悪い意味で世間知らずで傷つき易い様子」という意味です。

「ピュア」「不純物がまじっていない様子」「邪心や打算がないひたむきな気持ち」という意味です。

「ナイーブ」の例文

「ナイーブ」の例文

・『彼女は見かけによらずナイーブな性格だ』
・『素材のナイーブさを生かしたデザインを考える』
・『ナイーブな紙質なのでお手入れが欠かせない』
・『中学生は何かとナイーブな年ごろだ』

「ピュア」の例文

「ピュア」の例文

・『体に良いのでピュアオリーブオイルを使う』
・『恋愛に対するピュアな気持ちを大切にしたい』
・『ピュアな感覚が女性ウケするファッション』
・『何ごともにもピュアな気持ちで臨んで欲しい』

まとめ

まとめ

今回は「ナイーブ」「ピュア」について紹介しました。

「ナイーブ」「素朴で素直」「ピュア」「不純物がない」と覚えておきましょう。