この記事では、「図書館」と「図書室」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「図書館」とは?
「図書館」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「図書館」は「としょかん」と読みます。
「図書館」は、「図書、記録、その他の資料を集めて、整理保管し、利用者の閲覧に供するための施設」という意味があります。
辞書や写真集、文学作品、雑誌や新聞などを集めて、ジャンル別、あいうえお順などに整理し保管してあり、地域や会社、学校などの集団に属している人が、自由に貸し出しや閲覧ができる場所を「図書館」と呼びます。
地域の「図書館」は「公共図書館」と呼ばれ、大学などが設置しているのが「学校図書館」、さらに、専門の図書や記録などを集めた「専門図書館」などがあります。
「図書館では、大声を出さないのがマナーだ」とか、「図書館で本を借りたら、返却しなければならない」、「休日は図書館で過ごすのが日課だ」などという文章を作ることができます。
「図書室」とは?
「図書室」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「図書室」は「としょしつ」と読みます。
「図書室」は、「学校や会社、官庁などで、図書を集めて保管し、閲覧させる部屋」という意味があります。
例えば、小学校には、広い部屋に図書を集めて保管してあり、児童に閲覧させる施設があります。
このような部屋は「小学校の図書室」と呼ばれます。
また、会社にも、仕事に関連した図書を集めたスペースがあるのではないでしょうか。
このようなスペースが部屋となっている場合は、「図書室」となり、資料を集めに行く場合は、「会社の図書室で、次の仕事の資料を集める」などという文章にできます。
また、高校生が放課後に、勉強をするため、図書を集めて保管している部屋に行く場合、「受験勉強のため、放課後に学校の図書室に行く」などという文章を作ることができます。
「図書館」と「図書室」の違い
「図書館」と「図書室」の違いを、分かりやすく解説します。
「図書館」は、「図書、記録、その他の資料を集めて、整理保管し、利用者の閲覧に供するための施設」という意味があります。
一方で、「図書室」は、「学校や会社、官庁などで、図書を集めて保管し、閲覧させる部屋」という意味があります。
このように、「図書館」と「図書室」は、図書を集めて閲覧したり、貸し出しができる場所という意味で、同じ意味があります。
ただし、「図書館」と「図書室」は規模に大きな違いがあり、独立した建物になっている大きな施設を「図書館」と呼び、建物の中の一部屋程度の場合は「図書室」と呼びます。
このように、「図書館」と「図書室」には、規模の違いがあることが分かりました。
まとめ
「図書館」と「図書室」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。