「補欠合格」と「追加合格」の違いとは?分かりやすく解釈りやすく解釈

「補欠合格」と「追加合格」の違い専門用語・業界用語

合格でもなく、不合格でもない場合があります。

その場合は「補欠合格」と言いますか、それとも「追加合格」と言いますか。

この記事では、「補欠合格」「追加合格」の違いを分かりやすく説明していきます。

「補欠合格」とは?

「補欠合格」とは?

大学受験では、正式な合格者から入学辞退者が出た場合に、補欠合格者の中から成績が上の人から順番に合格になる可能性がある候補者という意味です。

大学によっては、補欠、補欠候補者、追加合格候補者と表現します。

「追加合格」とは?

「追加合格」とは?

大学受験では、正規の合格者から入学辞退者が出たり、試験問題の出題ミスがあったりして、不合格者、または「補欠合格」の中から成績が上の人から順番に、入学資格を得られた合格に変わることです。

「補欠合格」と「追加合格」の違い

「補欠合格」と「追加合格」の違い

「補欠合格」「追加合格」の違いを、分かりやすく解説します。

「補欠合格」「追加合格」は、惜しくも正式な合格にはなれなかった人たちという意味では同じですが、合格だったのか、不合格だったのかという結果が違います。

「補欠合格」はまだ可能性があるだけで合格しておらず、入学資格もありません。

「追加合格」は正規の合格者ではなかったものの、既に合格が決まり、入学資格があることを言います。

大学によっては、「補欠合格」「追加合格」と同じ意味で使うこともありますが、基本的には「補欠合格」とはまだ入学資格はなく、不合格の状態と変わりません。

「補欠合格」の例文

「補欠合格」の例文

「補欠合格」の例文を紹介していきます。

・『私はこの大学は補欠合格のまま連絡がなく、落ちてしまいました』
補欠合格は受かる望みがありますが、落ちてしまうこともあります。

・『あなたは補欠合格の中でも順位が上なので可能性があります』
補欠合格は成績順に繰り上がって合格できるため、順位を教えてくれる場合もあります。

・『彼は公務員採用試験で補欠合格になってしまい、ずっとそわそわしています』
大学受験だけではなく、公務員、教員採用試験でも「補欠合格」はあります。

「追加合格」の例文

「追加合格」の例文

「追加合格」の例文を紹介していきます。

・『私はさっき追加合格の知らせを見て泣いてしまいました』
「追加合格」は合格が決定しているため、合格か不合格か分からない、ひやひやする気持ちも終わり、安堵できるでしょう。

・『あなたは追加合格だったことを恥じる必要はありません』
「追加合格」でも紛れもない合格であり、入学した後も正規の合格者と同じ扱いになります。

・『彼女は補欠合格だったけれど追加合格になり喜びました』
「補欠合格」は、不合格か「追加合格」か、両方の可能性を含んでいます。

まとめ

まとめ

「補欠合格」「追加合格」は正規の合格者ではなく、不合格者の中でも順位が上の方であるという意味では同じですが、合否の結果が決まっているかが違います。

「補欠合格」はまだ合否のどちらになるか連絡がなく決まっていない状態ですが、「追加合格」は合格が決まっている状態です。

「補欠合格」では安心できず、やきもきする日々が続きますが、悩んでもどうすることもできません。

あまり考えないように楽しく過ごし、「追加合格」になったかどうか分かってから、これからのことを考えるといいでしょう。