この記事では、インターネットを閲覧するときに発生する「404エラー」と「403エラー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「404エラー」とは?
存在していないアドレスにアクセスしている状態で表示されるエラーです。
古いブックマークなどで発生しがちなエラーで、企業ホームページも大規模な改装を繰り返すことによって404エラーが発生することがあります。
サーバーが混雑している状態でも404エラーが発生することがあり、チケット予約サイトなど販売サイトか、不祥事を起こして話題になった人のサイトで発生するケースが多くなっています。
旧ジオシティーズのホームページにたどり着けない現象も404エラーに近いものがありますが、エラー表記はされず、ジオシティーズ系ホームページが閉鎖されたという文章が表示されます。
nifty系の個人ホームページであれば、homepage3. nifty. com のサーバーの IP アドレスが見つかりませんでした。
と表示されますが、方向性としては404エラーに近いものと言えるでしょう。
404エラーのページは個人ホームページを持っていれば自分で作ることができ、デザイン性に統一感をもたせたり、リンクや案内を充実させることができます。
なお、ブックマークなどに登録していて404エラーが出た場合、Internet Archiveという海外サイトにおいてそのアドレスを入力すると画像などが見られるケースはあります。
古いものほど見づらくなっています。
商品の購入はできません。
「403エラー」とは?
パスワードで保護されている会員制サイト、国によって規制されているサイトなどページを見る権限がない場合に出るエラーです。
こちらもサーバーのダウンによって発生することがあり、時間を開けてから見ると見られるケースもあります。
サーバーダウンの発生は非常に多くの人がそのサイトを同時に見ている状況で新製品、チケットなどの発売開始時が多く、他のサイトは普通に見られる状態です。
なお403エラーが出る場合には少なくとも現在の状態のサイトは見られません。
「404エラー」と「403エラー」の違い
「404エラー」と「403エラー」の違いを、分かりやすく解説します。
404エラーは現在そのサイトが存在していないなどの意味合い、403エラーはパスワードや国などの条件でブロックされているという意味があり、ともに通常であれば閲覧できるホームページでもサーバーが混雑している状態でも発生します。
404エラーのほうが件数的には多く、404エラーと方向性が近いホームページサービス終了のお知らせなどもあります。
まとめ
「404エラー」と「403エラー」はインターネットが思うように閲覧できないタイプのエラーで、404エラーはページが存在しないケース、403エラーはパスワードが必要になるなどのケースが原因となっています。
403エラーはForbidden、禁断という意味、404エラーは Not Found 見つからないという意味を持ちます。
