「定性的」と「定量的」の違いとは?分かりやすく解釈

「定性的」と「定量的」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「定性的」「定量的」の違いを分かりやすく説明していきます。

「定性的」とは?

「定性的」とは?

「定性的」は、かみ砕いて言えば物事に対する基準を明確にできないことです。

つまり、何パーセントの確率という具合に数字で物事を示すことができない事柄は、すべて「定性的」の物事であると言えます。

例を挙げれば、降水確率は予想できるのでこれは、「定量的」になりますが、明日事故にあって死亡するかもしれないという可能性は計り知れないのでこれは「定性的」です。

「定量的」とは?

「定量的」とは?

「定量的」は、物事を数値データとして表現して明確に表現できる物事です。

たとえば、降水確率などはまさに数字データに置き換えることで分かりやすく雨が降るかもしれないということを表しており、この表現方法は、「定量的」になります。

「定性的」と「定量的」の違い

「定性的」と「定量的」の違い

両者の違いは、詳しく数値データとして表現できる物事であるかそうではないかです。

「定性的」は数字データ化が不可能で、いわばどう転ぶかわからない状態で予想できません。

逆に、「定量的」は数字のデータをもとに予想ができる物事なので違いは予想できる物事であるかどうかでもあります。

「定性的」の例文

「定性的」の例文

・『自動車産業に参入するのはあまりにも定性的すぎる』
この例は、自動車産業への参入はあまりにも不明確で計り知れないという解釈です。

「定性的」は数字のようなデータで測ることができない物事なのでこの例では、新規参入が良い方向に転ぶかどうかわからないと述べています。

「定量的」の例文

「定量的」の例文

・『定量的に考えて、この数字データであれば、新規参入をしても見返りは可能でしょう』
この例は、数字データで測ることができたうえで新規に参入しても利益を確保できるという例になります。

この例の場合、参入した場合に予測できる利益というデータが導き出せたが故、新規参入しても大丈夫だろうと踏んでいるのです。

むろん、データを信じて参入するかしないかは会社の経営権を持つものが自由に決めます。

まとめ

まとめ

「定性的」「定量的」の違いについては、数値データで計り知れるかどうかが違いになります。

「定性的」は、数値という客観的に物事を見るデータで物事を図ることができません。

よって、ビジネスにおいては、利益を生み出すかどうかはわからず博打のようなものです。

逆に「定量的」は、博打の要素は無く、徹底して数字で利益を得るかどうかを判断しているため、経営者側は数字というデータを信用して利益を生み出すプロジェクトであるかどうかを判断するのです。

むろん、導き出したデータが間違っている場合、プロジェクトを実行しても利益を生み出さない可能性は高くなりますがデータありきで物事が進むので修正という方法をとることが可能なのも、「定量的」になります。

「定性的」は、どちらかというとそうなってから対処するというもので「定量的」はそうならないようにあらかじめ対策を考えることが可能だと覚えるとよいでしょう。