みなさんは「無洗米」と「普通米」というお米がどのようなものなのかご存知でしょうか?
そこでこの記事では、「無洗米」と「普通米」の違いを分かりやすく説明していきます。
「無洗米」とは?
「無洗米」は「むせんまい」という呼び方になります。
この「無洗米」とは「お米を研いで洗わなくても水を加えるだけで炊くことができるように工場で加工されているお米のこと」を言っており、誕生年が1991年であることから、比較的新しいお米と言ってもいいでしょう。
「普通米」とは?
「普通米」は「ふつうまい」と呼びます。
この「普通米」は通常、店舗で販売されているお米ですが、いわゆる「精白米のこと」を指しています。
「お米を収穫した後にもみがらを取り除いた玄米の状態から胚芽とぬかを取り除いたお米」なのです。
「無洗米」と「普通米」の違い
では、ここで「無洗米」と「普通米」の違いを見て行きましょう。
どのような相違点があるでしょうか?前述のように「無洗米」は「お米を研ぎ洗いしなくても水を加えるだけで炊飯することができるように加工されたお米 のこと」です。
一方の「普通米」とは「通常お米として売られている精白米」であり、収穫後にもみがらを取り除いた玄米の状態から胚芽とぬか」を取り除いたもの」を言っています。
このことから「無洗米」と「普通米」は精製過程が異なるお米ということになるわけです。
「無洗米」の例文
では、ここで「無洗米」の例文を見て行くことにいたしましょう。
具体的には以下のような使い方を見ることができます。
・『単身赴任の私は自炊をしなくてはなりませんが、お米は無洗米を使わないと大変だ』
・『無洗米は研ぐ必要がないから、水を入れて後は炊くだけで本当に楽なものだ』
「無洗米」は研ぐ手間がないだけに、自炊する人にとっては本当に助かるお米なのかもしれません。
「普通米」の例文
では、続いて「普通米」の例文を見て行きましょう。
この言葉はどのように使うことができるのでしょうか? ・『普段は普通米を炊いて食べているが、最近は健康のことも考えて雑穀米も混ぜて炊いています』
・『私は健康を意識して玄米を食べていたが、炊くのに手間がかかってしまうので、結局は普通米に戻した』
最近は「普通米」だけでなく、雑穀米を混ぜたり、玄米を食べている人が増えています。
これも健康ブームの1つなのでしょう。
それでも玄米を炊く場合は、「普通米」より長い時間をかけて水に浸しておく必要があるので、手間がかかってしまうことがあります。
まとめ
ここまで「無洗米」と「普通米」がどのようなお米なのかや、違いを説明してきました。
一時はお米離れが危ぶまれていましたが、最近の健康ブームによってあらためてお米の存在が注目されています。
しかし、忙しい現代社会の中で生活していくためには、「無洗米」のように手軽に炊飯できるお米のニーズも高まっているのかもしれません。
最近はインスタントのお米をあるほどです。