「圧倒」と「圧巻」の違いとは?意味を詳しく解釈

「圧倒」と「圧巻」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「圧倒」「圧巻」の違いを分かりやすく説明していきます。

「圧倒」の意味や使い方

「圧倒」の意味や使い方

「圧倒」の意味と使い方について紹介します。

意味

「圧倒」「あっとう」と読み、意味は「際だって優れた能力を持っていて、他を押さえつけていること」「他人が恐れる様に力を見せ付けること」という意味です。

使い方

「圧倒」とは、「非常に優れていて他の追従を許さない時」に使われる言葉です。

「圧倒する」「圧倒される」など動詞を伴って使われ、その様な傾向がある時には「圧倒的」と言われます。

「圧倒」が付く場合、優れたものや有利な結果など良い意味の言葉につながります。

「弱そうで圧倒される」などとは使いません。

「圧巻」の意味や使い方

「圧巻」の意味や使い方

「圧巻」の意味と使い方について紹介します。

意味

「圧巻」「あっかん」と読み、意味は「ひとつのものごとの中にある、最も優れた部分のこと」です。

最も素晴らしかったり盛り上がったりするシーンのことで「山場」とも言われます。

「圧巻」の語源は、中国の官吏試験である「科挙」という制度に由来しています。

「圧」「上から押さえつけること」で、「巻」「答案用紙」のことです。

科挙が行われた際に、最も優秀な答案用紙を一番上に載せたことから、「最も優秀な答案」「他よりもすぐれたもの」という意味になりました。

使い方

「圧巻」は、何かを見たり聞いたりして「今までにない迫力を感じること」に使います。

主に体力を使うスポーツやアクション、演技や演奏などに使われ、一つの流れがある中で最も素晴らしいと感じた部分に対して使われます。

「圧巻」は素晴らしく感動した時に使われる言葉で、ほめ言葉として使われます。

誤用が多く、「単に素晴らしいこと」という意味に使われることもあるのですが、あくまで一つの流れの中にある名場面のことを言います。

迷った時には「山場」と置き換えられるかどうかで判断すれば分り易いでしょう。

「圧倒」と「圧巻」の違い

「圧倒」と「圧巻」の違い

「圧倒」は、「同じ系列のものと比べて非常に優れていること」です。

「圧巻」は、「一つの流れの中で最も優れている部分のこと」です。

「圧倒」を使った例文と意味を解釈

「圧倒」を使った例文と意味を解釈

「バスケットボールの試合で、相手チームの身長の高さに圧倒された」

バスケットボールの試合で、相手チームのメンバーが皆非常に背が高く、それだけで強そうに見えてしまい、怖気付いてしまったことを表しています。

「圧巻」を使った例文と意味を解釈

「圧巻」を使った例文と意味を解釈

「途中のギターのリードプレイが圧巻だった」

バンドのコンサートで、曲の中に出てくるギターのソロパートの部分が非常に情熱的で迫力があり、そのコンサートの中で最も感動したシーンであると言っています。

まとめ

まとめ

「圧倒」「圧巻」は混同されがちなのですが、対象となる部分が違います。

単独で素晴らしいものか、一つの流れの中で素晴らしいと思ったかで使い分けましょう。