この記事では、「大葉」と「青じそ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大葉」とは?
「大葉」は、紫蘇という植物の葉っぱの身を指す言葉です。
この部分を食用に用いたのが「大葉巻き」という食べ物で、大葉は、紫蘇の葉っぱが大きく成長して食用になったものを指します。
逆に食用ではあるが、十分に紫蘇の葉が成長をしていない場合「大葉」とは呼びません。
「青じそ」とは?
「青じそ」は、紫蘇のことで葉っぱ以外も意味します。
なお、青とありますが、紫蘇には食用目的で使用する紫蘇の中には赤と変種である青があり、「青じそ」はそんな食用の紫蘇の変異種です。
なお、紫蘇は、葉っぱばかりが注目されますが、実は胞子も重要で種を利用して油を作成し、調理油や健康食品などに多く使用されています。
「大葉」と「青じそ」の違い
「大葉」と「青じそ」の違いは、紫蘇という植物の葉っぱのみを指すか、植物のすべてを指すかという違いです。
「大葉」は食用の葉の部分のみ、「青じそ」は青く変色したシソ科の植物すべてを意味します。
「大葉」の例文
・『大葉巻き』
この言葉は、食用の紫蘇で食べ物を包み込んだ食べ物のことです。
「大葉」はとても良い香りがするので食べ物に良い香りを移すことが可能で豚や牛という肉類に魚類という肉ととても相性が良い食材です。
なお、「大葉」は、必ず飲食物をくるめるほど成長しているものを「大葉」と呼ぶので、成長があまりよくないものは、大きな葉っぱではないため、「大葉」と呼ばず、市場に出回ることもありません。
「青じそ」の例文
・『青じその油』
これは、紫蘇から抽出した油で食用だったり、油が持つ抗酸化作用を生かして化粧水に使用するなど多岐に至る油のことを意味します。
なお、紫蘇の色についてはどうでもよく、この油は紫蘇という植物から取れる点が重要でこの油は、発泡スチロールの樹脂などを溶かすという特性も秘めており、プラスチックですら侵食するという特性があり、保管には注意が必要な油です。
まとめ
「大葉」と「青じそ」については、「大葉」は葉っぱの身を意味して食用の紫蘇の葉である必要性があり、大きく成長しているものを意味します。
よって小さいものは、「大葉」とは呼びません。
そして紫蘇には、青や赤という食用のものがあり、「青じそ」は突然変異した食用のシソ科の植物のことです。
よって、「赤じそ」も食用でこれも料理に使用したりと様々なことが可能です。
「青じそ」についてはおそらくドレッシングなどで有名になった突然変異の紫蘇でこれも食用で食用以外にも用途があり、例えば、化粧水などでは抗酸化作用が高い種を利用して化粧水の効果を高めるという具合に使用しています。
覚えるべきは、「大葉」は、食用の紫蘇の葉で色はどうでもよい点、「青じそ」は突然変異の紫蘇の植物のことで食用の植物であるということだけを覚えておけばよいでしょう。
油などに関しては、とりあえず、プラスチックはNGとだけ覚えておきましょう。