この記事では、「アジュマ」と「アジュモニ」の違いを分かりやすく説明していきます。
流行りの韓国語を、今すぐレッスンしていきましょう。
「アジュマ」とは?
アジュマとは「おばちゃん」のこと。
親戚の叔母さんや伯母さんではなく、年配の女性に対して使われています。
日本で年上の女性に対して、いきなり「おばちゃん」と言わないように、韓国でも時と場所をえらんで使われている表現になります。
そのためアジュマは、屋台や居酒屋などで、年上の女将に声をかけるときに使います。
「おばちゃん、もう1杯マッコリをお願いします」などは、韓国ではよく耳にする使い方です。
また夜店で安価なアクセサリーを買いたいとき、女性店員さんに「アジュマ」と声をかけるのもいいです。
売り子さんも心得ているので、気さくに値切りに応じてくれます。
まとめると、飲食店や土産物店で使えるフレーズが、アジュマです。
「アジュモニ」とは?
アジュモニとは「おばさん」のこと。
年上のお姉さんや、年配の女性に対して使われています。
子どもを連れているママに対して「アジュモニ」と言うこともあります。
韓国では丁寧な言い回しのひとつなので、日本語の「おばさん」よりも、やや格が上がった言い方になります。
「おばさま」や「お姉さま」に近いニュアンスがあるので、年齢に関係なく利用できる言葉です。
初めて入った格式あるお店、小料理屋の女将に対しても使えるのがアジュモニです。
「おばさん」をあらわす語の中でも、よりフォーマルな響きの語にあたります。
覚えておくと、教養のある人だなと思ってもらえます。
「アジュマ」と「アジュモニ」の違い
どちらも「アジュ」で始まるので、区別を付けるのが難しいです。
「アジュマ」と「アジュモニ」の違いを、分かりやすく解説します。
・より丁寧なのは「アジュモニ」
「アジュマ」と「アジュモニ」はどちらも、親戚の叔母さんではない、血のつながりの無い女性に対してつかいます。
「アジュマ」が「おばちゃん」、アジュモニが「おばさん・おばさま」であるように、より上品で洗練されているのはアジュモニになります。
アジュマは日本でいうなら、大阪のおばちゃん。
気安くてフレンドリーな雰囲気の語句です。
対するアジュモニは、自分と少しだけ距離のある女性につかいます。
エレガントなマダム、そんな言葉が似合うのがアジュモニです。
アジュモニは日本の「おばさん」ほど失礼にあたらない言葉なので、20代や30代の子持ちの女性に対しても用いられています。
結婚していてそれなりの地位にある人という意味合いがあります。
まとめるとカジュアルなのはアジュマ、エレガントなのはアジュモニです。
まとめ
「アジュマ」と「アジュモニ」の違いを分かりやすくお伝えしました。
どちらも韓国ドラマでよく耳にするフレーズです。
アジュマはおばちゃんのこと。
明るくて気さくな表現です。
そしてアジュモニとは、おばさまのこと。
年齢問わずにエレガントなマダムに使われています。
ボキャブラリーを増やして、生活を楽しんでいきましょう。