「今度」と「次」の違いとは?分かりやすく解釈

「今度」と「次」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「今度」「次」の違いを分かりやすく説明していきます。

「今度」とは?

「今度」とは?

「今度」「こんど」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「同じ事柄が何回か繰り返される中で、今行われていること」という意味で、何回か行われる事柄の中で、現在行われていることです。

2つ目は「ある事柄が行われた直後」という意味で、今終わったばかりのことについて言及することです。

3つ目は「最も近い将来のこと」という意味で、今から最も近い将来行われることです。

4つ目は「最近・このごろ」という意味で、話し手の近況を表す言葉です。

上記に共通するのは「現在に最も近い」という意味です。

「今度」の使い方

「今度」「同じ事柄が何回か繰り返される中で、今行われていること」「ある事柄が行われた直後」「最も近い将来のこと」「最近・このごろ」という意味で使われます。

名詞として「今度の日曜日」「今度は頑張る」などと使われたり、副詞として「今度やり直す」などと使われます。

基本的に、何回か繰り返される事柄の中で現在行われていることや、最も近い将来のことに使われる言葉です。

「次」とは?

「次」とは?

「次」「つぎ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「今ある状態のすぐあとに続くこと」という意味で、今あることや起きていることのすぐあとに続いてやってくることです。

2つ目は「あるものに続くもの」という意味で、あるものより一段程度が劣ることです。

3つ目は「座敷に続く控えの間」という意味で、大きな座敷のすぐ横にある小さな部屋のことです。

4つ目は「宿場・駅」という意味で、「東海道五十三次」として使われます。

上記に共通するもは「あるもののあとに続くこと」という意味です。

「次」の使い方

「次」「今ある状態のすぐあとに続くこと」「あるものに続くもの」「座敷に続く控えの間」「宿場・駅」という意味で使われます。

名詞・形容動詞として「次だ・である」「次の週末」などと使われたり、接続詞として「次にあいさつがある」などと使われます。

基本的に、ある状態や事柄のすぐ後に続くものに使われる言葉です。

「今度」と「次」の違い

「今度」と「次」の違い

「今度」「何回か繰り返される事柄の中で現在行われていること」「最も近い将来のこと」という意味です。

「次」「ある状態や事柄のすぐ後に続くもの」という意味です。

「今度」の例文

「今度」の例文

・『今度の合コンにはもう少しまともなメンツを揃える』
・『今度こそ面接に合格したい』
・『今度の休みに温泉へ行く予定だ』
・『今度北海道に引っ越すことになりました』

「次」の例文

「次」の例文

・『次のイベントが待ち切れない』
・『次の角を曲がればすぐに目的地が見える』
・『彼の次に目標を達成する』
・『次はあなたの番です』

まとめ

まとめ

今回は「今度」「次」について紹介しました。

「今度」「現在に最も近いもの」「次」「すぐ後に続くもの」と覚えておきましょう。