この記事では、「keep out」と「keep off」の違いを分かりやすく説明していきます。
「keep out」とは?
立入禁止という意味で使われ、締め出すなどの意味もあります。
警戒色とkeep outの文字が入ったテープで事故現場などに入らせないようにするというテレビなどのシチュエーションもイメージできるでしょう。
keep out of direct sunlightという言葉は直射日光に当てないでくださいという意味で、日本語の直訳でkeep outが太陽光線に当てない、太陽光線に立ち入らせないなどといった意味になっています。
反対語は開放などの意味でReleaseとなります。
日本ではカタカナ英語と言うほどには普及しているか微妙なラインで、ストップ、アウトなどと比べると普及していないという程度と言えるでしょう。
立入禁止の標識は交通標識にはkeep outの文字はなく、工事用に使う民間のものではDO NOT ENTERという表記をされるケースが見られkeep outはやや少なくなっています。
「keep off」とは?
近づかない、近づかせない、手を出させない、立ち入らない、立ち入らせないなどの意味があり、災害などに近づかせないなどの意味があり、命令形の言葉です。
Danger Keep Off であれば危険なので立ち入らないこと Please Keep Off grassでは芝生に立ち入らないでくださいという意味になります。
離れろと言ったニュアンスが含まれ、さらに関係者以外立ち入り禁止というケースではあまり使われていません。
カタカナでキープオフという表記は日本ではあまり使われておらず、キープアウトよりも使われていない表現と言えるでしょう。
「keep out」と「keep off」の違い
「keep out」と「keep off」の違いを、分かりやすく解説します。
keep outは中に入るなという意味になり、工事現場や事故現場など、関係者は入れるものの関係ないものは立入禁止というケースが多くなります。
keep offは離れろ、距離を開けろなどという意味になり危険ということや芝生の生育に問題があるので離れろというケースになります。
ふたつの意味が近くなるケースもありますが、事故現場などはkeep outが原則となります。
keep out of direct sunlightの直射日光を避けよという意味は日本語ではややニュアンスが異なり、keep offでも日本では通じる感もありますが、英語圏ではkeep outです。
まとめ
keep outは立入禁止、keep offは離れろと言った意味がありますが、keep offには手を出させないなどの意味合いもあります。
公園の芝生に入らないでという意図でkeep offを使うなど、表現として柔らかいものがkeep offとも言えます。