「カテゴリー」と「ジャンル」の違いとは?分かりやすく解釈

カテゴリー」と「ジャンル」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「カテゴリー」「ジャンル」の違いを分かりやすく説明していきます。

「カテゴリー」とは?

「カテゴリー」とは?

「カテゴリー」とは、見た目やすぐに分かる「区分」「分類」と訳すことができる言葉で、元はギリシャ語からきています。

英語では同じ読みの“category”と表記され、日本語の「カテゴリー」はそちらが語源だと考えていいでしょう。

どのような「区分」「分類」になるのかと言えば、音楽だと洋楽や邦楽、勉学なら国語や数学といったような、誰にでも分かる対象の大きな分け方がそれに該当します。

「ジャンル」とは?

「ジャンル」とは?

「ジャンル」は、フランス語で同音の“genre”が語源です。

感性的な分類に対して使う言葉で、「カテゴリー」とそれほど変わる意味でもありませんが、日本語としては、主に「カテゴリー」以下の細分化された種類という意味で用いられています。

よって、音楽の「カテゴリー」に洋楽があり、その洋楽の中の「ジャンル」としてポップやロック、バラードなどの細かい種類があると考えると分かりやすいでしょう。

勉学を対象にするなら、国語や数学が「カテゴリー」分けになり、その中の国語に古典や現代文という「ジャンル」が存在しているということになります。

「カテゴリー」と「ジャンル」の違い

「カテゴリー」と「ジャンル」の違い

「カテゴリー」は、誰でもわかるような大きな区分で、「ジャンル」の方は、その中の細かな種類になると考えていいでしょう。

趣味の「カテゴリー」にギャンブルがあり、「ジャンル」として競馬やパチンコといった種類があるという関係になり、共にどのような対象にも分類する為に使うことができる言葉です。

まとめ

まとめ

「カテゴリー」「ジャンル」の関係は、このようになります。

まず先に「カテゴリー」があり、その下に「ジャンル」があると覚えておけば問題ありません。

そのような細かな分け方ではなく、1つだけで表現する場合には「ジャンル」の方を使うといいでしょう。