「電子レンジ」と「オーブンレンジ」の違いとは?分かりやすく解釈

「電子レンジ」と「オーブンレンジ」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「電子レンジ」「オーブンレンジ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「電子レンジ」とは?

「電子レンジ」とは?

庫内で高周波の電磁波を当てて食品を加熱・調理する電気器具のことです。

焼くという調理法は使えず、温めるという方向になります。

電磁波をあてる関係から金属の皿やメッキ部分のある絵柄の皿では反射などで調理に問題が起きてしまうので使用が禁止されています。

冷凍食品の解凍も可能で、電子レンジ専用の食品も販売されていて、調理器具として電子レンジでご飯を炊ける釜も販売されています。

やや所要時間が早い点がメリットです。

機械としての電子レンジは庫内はターンテーブルになっているものとフラットになっているものがあります。

また、コンビニエンスストアや自動販売機で温かい食べ物を提供する際にも電子レンジが活用されています。

比較的低価格から買えることもメリットで、7000円以下の機種も存在しています。

「オーブンレンジ」とは?

「オーブンレンジ」とは?

オーブンと電子レンジを兼ねた調理器具となっており、電気オーブン機能、またはガスオーブン機能と電子レンジを組み合わせたものとなっており、ケーキやグラタン、パンなどを焼くことができ、電子レンジの機能である温めが使える省スペースの調理家電となっています。

電気オーブンレンジであれば電子レンジよりやや高価格ではあるものの使い勝手は同等のものとなっており、設置スペース的にも大差はありません。

スチームによって食材を温めるスチームオーブンに関してもオーブンレンジであるケースが見られます。

オーブンレンジはメーカーとしては電子レンジ単体よりも高級な機種という位置づけになっているため、新機能が搭載されるというケースも多くなっています。

なおパンをトーストする機能が搭載されたものも存在していますが、他機能機種の宿命として同時使用の限界があることも確かです。

「電子レンジ」と「オーブンレンジ」の違い

「電子レンジ」と「オーブンレンジ」の違い

「電子レンジ」「オーブンレンジ」の違いを、分かりやすく解説します。

電子レンジおよびオーブンレンジのレンジ部分は高周波の電磁波を当てて食品を加熱・調理する電気器具のことで、オーブンレンジのオーブン部分は熱線やガスによる熱風で温めたり、グリル機能によって焦げ目をつけることができます。

電子レンジにオーブン機能を追加したものがオーブンレンジとなっており、オーブンレンジに電子レンジ機能がないものはありません。

ないものはオーブンとして販売されます。

価格的には電子レンジが明らかに安く、7000円以下のものもありますが、オーブンレンジは16000円程度からとなっており、オーブンレンジのほうがより上位機種が用意されています。

まとめ

まとめ

電子レンジおよびオーブンレンジは電子レンジにオーブン機能を追加したものがオーブンレンジで、オーブンレンジのほうがより多彩な調理ができる反面高価格となっています。

スチームオーブンなどもオーブンレンジとなっている機種があります。