大阪の「北部」と「南部」の違いとは?分かりやすく解釈

大阪の「北部」と「南部」の違い専門用語・業界用語

この記事では大阪の「北部」「南部」の違いを分かりやすく説明していきます。

大阪の「北部」とは?

大阪の「北部」とは?

淀川より北、大阪市、吹田市、寝屋川市、四條畷市、豊中市、箕面市、枚方市、茨木市、高槻市、守口市、門真市、摂津市、池田市などを指し、東海道山陽新幹線が通っている点、神戸や京都への移動も比較的かんたんなこと、府庁所在地である大阪市がある事などを考えてもより大阪の中心というイメージがあります。

ただし能勢町、豊能町などまでその恩恵があるというわけではなく、狭い大阪に見えても広い区分であるということがわかります。

阪神電鉄、阪急電鉄、JR2025年予定の万博においても大阪市の夢洲というところで行われる予定のため、やはり北部が大阪の主流というイメージは強いと言えるでしょう。

大阪都構想に関しては大阪市のことであり、大阪中部、北部という区分けをすれば中部の影響が強いと言えますが、南北に分けた場合はほぼ北部の問題となります。

大和川より北を北部と見なす場合ユニバーサル・スタジオ・ジャパンも大阪北部ということになり、伊丹空港も存在します。

大阪の「南部」とは?

大阪の「南部」とは?

堺市、大阪狭山市、河内長野市、富田林市、貝塚市、泉大津市、和泉市、泉佐野市、羽曳野市、泉南市、田尻市、阪南市、三崎町、熊取町など大和川より南方面を中心に指す地域で、南海電気鉄道や泉北高速鉄道の管轄となっている感が強い地域です。

関西新空港がランドマークと言えるでしょう。

西側はほぼ全て海に面しています。

大阪の「北部」と「南部」の違い

大阪の「北部」と「南部」の違い

大阪を南部と北部にわけた場合、大阪市が含まれるのが北部であり、大和川を境に考えられます。

ランドマークの数が北部は圧倒的に多く、新幹線、私鉄交通網の発展など、大阪の利便性は北部によるもので、道頓堀も北部にあり、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンも北部と言えるため大阪のイメージそのものが北部とすら言えます。

南部は淀川より南の自治体で、南海電気鉄道が走っている区間は南部と言えます。

主なランドマークとしては関西新空港があり、北部の伊丹空港よりも主要な空港で南部としての存在感を発揮しています。

まとめ

まとめ

大阪の「北部」「南部」は大阪をふたつに分けた場合、政治、文化、交通、経済の要所が北部になっているという点が大きく、この立ち位置に関しては今後変化することはないものと考えられます。

万博も大阪市で開催され、南部への影響はあまり大きくはありません。