この記事では、「岩」と「石」の違いを分かりやすく説明していきます。
「岩」とは?
「岩」は、山のようにそびえたっている「石」のことで完全に固定されているもので人間の力では動かすことはできないものです。
もしくは動かしてはいけないものも実は「岩」と呼び、悪霊を封じ込めている蓋のような「石」も「岩」と呼びます。
例を挙げれば、西宮にある「夫婦岩」は人間が動かすことはできなかったうえ、重機で取り除こうとしたら取り除こうとした人が原因不明でなくなってしまったが故動かしてはいけない存在になり、今も存在しています。
「石」とは?
「石」は砂よりも大きな塊のことで人間が取り除くことが可能なもので、別に銃器を必要としない大きさの塊のことです。
そのうえで「石」は、固定されていないのが特徴で山は堆積して地面に固定されており、「岩」も同じ原理で堆積して固定化されていますが、「石」は、固定化されていません。
「岩」と「石」の違い
両者の違いは、固定化されているか自由に取り去ることができるほど小さいかという点です。
「岩」は取り去ることが難しく、もしくは取り除いてはいけないものです。
逆に「石」は除去が容易で地面に固定されていません。
「岩」の例文
・『岩が往来の邪魔なので退かす』
この例は、道路に大きな塊があり往来の邪魔なので退かすというものです。
なお、「岩」は、地面に固定されている点が特徴で、重さで固定されているものと、堆積して固定しているものがあり重機などで取り除きます。
「石」の例文
・『石が自動車の窓ガラスに当たりひびが入る』
この例は、小さな塊が自動車の窓ガラスに当たりひびが入ったという例です。
なお、「石」は、とても小さいものがあり、自動車の窓ガラスに当たるとひび割れてしまうこともあり、そうした場合、ガラス充填剤というものを使用して窓ガラスのひび割れを補修する必要性が生まれます。
ちなみに、補修材については自動車用品を販売しているショップで購入可能です。
まとめ
「岩」については、固定化されている塊という考えになり、固定方法は「岩」と呼ばれる物自体の重さで固定と、堆積して固着化して地面と引っ付いたという固定法があります。
そして、「岩」は、退かしてはいけないという考えもあり、祟りなどがあるが故動かしてはいけない存在でもあります。
一方、「石」は、軽いが故簡単に除去可能で人間の力でも除去可能で、「漬物石」というものであっても一応人間が動かせる力で十分除去可能です。
また、「石」に関しては、軽いのと蓋をするにしては動いてしまうという観点から呪いを封じ込めるには弱いということもあり、呪いや何かが生まれる場合、「岩」から生まれることが多いです。
これも例を挙げますと、孫悟空が生まれたのは、「岩」から生まれましたが「石猿」といわれているのはお釈迦様からすれば、孫悟空程度の力であれば簡単に除去できることからお釈迦様目線では、「石程度」のパワーのお猿さんだということになります。