「開催」と「開始」の違いとは?意味を詳しく解釈

「開催」と「開始」の違い言葉・カタカナ語・言語

「開催」「開始」の違いをご存知でしょうか。

ここでは二つの言葉の違いと、それぞれの言葉を使った例文、意味を説明しています。

では一緒に見ていきましょう。

「開催」の意味や使い方

「開催」の意味や使い方

「開催」とは、何かの会やイベントなどを開くことを言います。

また「開催地」とは、イベントや会などが行われる場所、行われた土地という意味でもあります。

「今度のイベントの開催はいつですか」「委員会を開催する」などと使います。

「開始」の意味や使い方

「開始」の意味や使い方

「開始」とは物事を始めること、また始まることを言います。

「開始」の反対語は「終了」となります。

「今からテストを開始する」「試合開始」などと使います。

また物事を始める時刻のことを「開始時刻」と言います。

「開催」と「開始」の違い

「開催」と「開始」の違い

「開催」「開始」、それぞれの言葉の意味、使い方などを説明しました。

似た言葉で混同しがちですが、意味合いが違いますので使い分けるようにしましょう。

まず「開催」ですが、これは物事を開くという意味になります。

会、お祭り、イベントなどを開くことに使います。

一方で「開始」ですが、これは物事を始めることという意味で使う言葉です。

ですから使い方としては「雨でも大会は開催される、試合は9時に開始予定」というように、一つの文章に「開催」「開始」が使われても不思議ではありません。

もともとの意味が違うということを覚えておくようにしてください。

「開催」を使った例文と意味を解釈

「開催」を使った例文と意味を解釈

「開催」を使った例文とその意味を見ていきます。

「開催」を使った例文1

「どうして、ここを開催地に選んだのでしょうか」

「開催地」とは、会やイベントなどが開かれる場所、開かれた土地という意味になります。

よく聞く言葉では「オリンピックの開催地」「次の開催地はどこに決まるのだろう」などがあります。

物事が開かれる地名と覚えておきましょう。

「開催」を使った例文2

「一時は会の存続そのものが危ぶまれたが、何とか無事に開催できた」

「開催」とは、会やイベントなどを開くことを言います。

例文は一時は、会自体がなくなるかもしれないという危機もあったが、無事に会を開くことができたと言っているのです。

「開始」を使った例文と意味を解釈

「開始」を使った例文と意味を解釈

「開始」を使った例文とその意味を見ていきます。

「開始」を使った例文1

「開始してから30分経つが、彼はまだ来ない」

ある物事が始まることを「開始」という言葉で言い表します。

例文はある物事が始まってから30分過ぎたが彼はまだ来ないという意味になります。

「開始」を使った例文2

「あと15分後に、テストを開始します」

物事を始めることを「開始」と言います。

例文はあと15分したらテストを始めますという意味になります。

「開始します」「開始する」という言葉は仕事やテストなど日常的に使われる機会が多い言葉と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたか。

「開催」「開始」、それぞれの言葉の意味と違いが理解できたのではないでしょうか。

似た言葉ですが意味が異なりますので、違いを正しく理解して使い分けてください。