「いじらしい」と「いじましい」の違いとは?分かりやすく解釈

「いじらしい」と「いじましい」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「いじらしい」「いじましい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「いじらしい」とは?

「いじらしい」とは?

「いじらしい」の意味と使い方について紹介します。

意味

「いじらしい」の意味は「相手が何ともあわれで同情したくなる様子」「けなげでかわいそうな様子」「可憐でひたむきな様子」のことです。

小さな子供や、弱い者など振る舞いにあわれみを感じることを言います。

使い方

「いじらしい」は形容詞で、文末にそのまま使ったり、「いじらしい表情」などと名詞を修飾したり、副詞として「いじらしく見せる」などと使います。

名詞形は「いじらしさ」です。

「いじらしい」は、小さな子供や非力な人が、一生懸命頑張っている姿を見て「けなげだ」「可憐だ」と思う時の表現です。

「いじましい」とは?

「いじましい」とは?

「いじましい」の意味と使い方について紹介します。

意味

「いじましい」の意味は「意地汚い」「細かいことにこだわってせこせこしている様子」「痛々しい様子」「哀れで見苦しい様子」ということです。

人の度量が狭く、何かに付けてけちくさいことを言います。

使い方

「いじましい」は形容詞で、文末にそのまま使ったり「いじましい努力」などと名詞を修飾したり、副詞として「いじましく見える」などと使います。

名詞形は「いじましさ」です。

とてもけちくさくて見苦しい様子であり、悪い意味に使われます。

「いじらしい」と「いじましい」の違い!

「いじらしい」と「いじましい」の違い!

「いじらしい」は、「けなげであわれみたくなる様子」という意味です。

「いじましい」は、「けちくさくて見苦しい様子」という意味です。

まとめ

まとめ

「いじらしい」「いじましい」は、全く意味が違います。

人に対して「いじらしい」のつもりで間違って「いじましい」と言うと、気を悪くされてしまうので注意しましょう。