「雑誌」と「ムック」の違いとは?分かりやすく解釈

「雑誌」と「ムック」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「雑誌」「ムック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「雑誌」とは?

「雑誌」とは?

「雑誌」とは、定期的に最新号が発行される定期刊行物の一種です。

本の形態をとっていますが、きちんと製本されていることは少なく、2、3箇所ホチキスで留めてあるだけのものも存在します。

漫画本や写真週刊誌と呼ばれるジャンルが有名で、1週間ごとに最新号が発行される「週刊誌」やそれが1ヶ月ごとの「月刊誌」、季節ごとの「季刊誌」など発売の頻度は様々で、一番売れている「雑誌」として有名な「少年ジャンプ」は、漫画本の週刊誌になります。

「ムック」とは?

「ムック」とは?

「ムック」は、「雑誌」「書籍」の間と表現できる刊行物になり、話題になったテーマや特定の題材の為に発行されるものです。

例えば、あるスマホゲームの情報や攻略法などが集められたそれだったり、スポーツの大きな大会を特集したものなど、定期的に発行されるものではありません。

「雑誌」と同様に読み終わった後に処分する、しまい込んでしまうという性質ではなく、何度も後から見直すことが多く、この「ムック」という名称は、きちんと製本されて発行される「書籍」“book”「雑誌」“magazine”を組み合わせたもので、「書籍」としてISBNコードが付いているのが「雑誌」との違いになります(雑誌にはそれがありません)。

「雑誌」と「ムック」の違い

「雑誌」と「ムック」の違い

「雑誌」「ムック」の違いを、分かりやすく解説します。

「雑誌」は、連載ものが多く掲載されている為、漫画本の場合は気に入っているものを毎号購入する、写真週刊誌のようなものだと気になるテーマが特集されている時だけそうするといった性質になることが多く、「ムック」では、連載というものは存在しないので、後者の為の本だと考えていいでしょう。

「ムック」の方は、何度も見直すことができるように、雑誌より製本がしっかりしていることが多く、その話題やテーマだけに内容を絞っている為、それについての一種の参考書のような扱いになる場合も少なくありません。

まとめ

まとめ

「雑誌」「ムック」は、このように違います。

「ムック」は、いつ発売されるか分からず、一度読めば終わりという訳ではない所が雑誌との大きな違いとなっています。