この記事では、「試験を受ける」と「試験に受かる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「試験を受ける」とは?
「試験を受ける」の意味と使い方について紹介します。
意味
「試験を受ける」の意味は、「採用や検定の為の考査にすすんで臨むこと」です。
これから実技や学力を判定する為に、テストに臨む状態を表します。
使い方
「試験を受ける」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
「試験を受けた結果」など、名詞を修飾して使ったり、「試験を受けて合格した」などと副詞として使うこともあります。
「試験」とは、「性質や性能を試すこと」「入学・入社・能力を判断する為に、問題を解いたり実技をすること」という意味です。
「受ける」は、「向かってくるものを捉える」「課せられたものごとに積極的に対処する」「他人からの働きかけをこうむる」「他の影響が自分の身に生じる」「注文・依頼に対応する」「自らすすんでものごとに当たる」という意味があります。
「試験を受ける」は、「自分から進んで試験に当たること」として使われています。
「試験に受かる」とは?
「試験に受かる」の意味と使い方について紹介します。
意味
「試験に受かる」の意味は、「採用や検定の為の考査に合格すること」です。
学力や実技において、一定の点数を取り合格の判定が出ることを表します。
使い方
「試験に受かる」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
過去形は「試験に受かった」で、この段階で初めて合格したことになります。
「試験に受かりほっとした」などと副詞として使うこともあります。
「受かる」は「合格する、及第点を取る」という意味があり、試験だけではなくオーディションや選考会などにも使われます。
「試験を受ける」と「試験に受かる」の違い!
「試験を受ける」は、「これから試験に臨むこと」です。
「試験に受かる」は、「試験に合格すること」です。
まとめ
「試験を受ける」と「試験に受かる」は、行動と結果という違いがあります。
「おめでとう」を言うのは「受かった」と聞いてからです。