「決済」と「支払」の違いとは?分かりやすく解釈

「決済」と「支払」の違い金融・経済

この記事では、「決済」「支払」の違いを分かりやすく説明していきます。

「決済」とは?

「決済」とは?

「決済」の意味と使い方について紹介します。

意味

「決済」とは「けっさい」と読み、「お金に関する債権・債務に関して、お金を受け渡すことにより、債権・債務を解消すること」という意味です。

使い方

例えば、コンビニでジュースを買った時に、商品と引き換えにお金を渡せばそれで「決済」は終了になります。

但し、高額商品を購入する時に、現金ではなくクレジットカードを使ったり、後から振込にすることがあります。

この様な時は、商品は手元に届いても、業者に対する債務は残ります。

クレジットカードが当月分の利用金額を締め切り、翌月に銀行口座から引き落とした時点で「債務」は解消します。

この手続きを「決済」と言うのです。

「支払」とは?

「支払」とは?

「支払」の意味と使い方について紹介します。

意味

「支払」「しはらい」と読み、「商品やサービス対して、代金を払い渡すこと」「金銭を渡して金銭債務を解消すること」という意味です。

使い方

「支払」は単純で、商品やサービスなどを購入した時に、業者に対して代金を払い渡す手続きをすることを言います。

コンビニの場合は、商品と引き換えに現金を渡すことを「現金支払」と言い、ブランドショップでクレジットカードを提示して購入手続きをすることも「クレジット支払」と言います。

要するに、相手に対してお金を渡す手続きをすることを「支払」といい、必ずしも現金が相手の手に渡ることではありません。

「決済」と「支払」の違い!

「決済」と「支払」の違い!

「決済」は、「相手との債権・債務が解消すること」です 「支払」は、「相手に対してお金を渡す手続きをすること」です。

まとめ

まとめ

「決済」「支払」は、お金が動くタイミングに違いがあります。

どちらも滞りなく行う様にしましょう。