この記事では、「コーディング」と「プログラミング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コーディング」とは?
「コーディング」とは、プログラムを作る際のソースコードの記述のことです。
近年では、ビジュアルプログラミングが増えてきている為、様々なオブジェクトを配置するような作業も必要になりますが、「コーディング」は使用する言語の文法に沿った具体的な動作内容の記述になります。
配置されたオブジェクト類と共に、この「コーディング」によってプログラムは完成しますが、最後の「コンパイル」という翻訳作業を行うことで、実際に動かすことができる実行ファイルが作成されいます。
「プログラミング」とは?
「プログラミング」は、先の「コーディング」も含めた、プログラムを作る為の作業の総称として使われる言葉です。
プログラムの完成には、前述のように、オブジェクト類のグラフィカルな処理から「コーディング」、そしてコンパイルという流れになります。
言語的な不具合点があれば、ここでエラーとして出力され、修正が必要になります。
コンパイルが無事に済むと、実行ファイルとしてプログラムが完成するという具合です。
ただし、特にコンパイル時にエラーが無かった場合でも、いわゆる「バグ」が存在している可能性は否めません。
この「バグ」とは、プログラムがそうと作ったつもりがない動きをしてしまうことで、多くの場合で「コーディング」した内容が調査対象になります。
「コーディング」と「プログラミング」の違い
「コーディング」と「プログラミング」の違いを、分かりやすく解説します。
「コーディング」は、「プログラミング」の中で、ソースコードの記述の部分を指す言葉になります。
「プログラミング」は、プログラムを作ることそのものだと解釈して使われることが多い表現で、「このソフトは、俺がプログラミングしたものだ」のような使い方がそれに当たります。
一般的にそのような解釈で使うと考えて構いません。
まとめ
「コーディング」と「プログラミング」は、このような違いになります。
似た意味になる言葉ですが、「コーディング」の方が行為が限定される表現になると覚えておきましょう。