この記事では、「fate」と「destiny」の違いを分かりやすく説明していきます。
「fate」とは?
「fate」とは、日本語では「運命」と訳される言葉です。
例文として、“Apparently it was fated to return to the my country.”と使うと、どうやら田舎に帰ることになる運命だったらしいという解釈になり、最初からそのように定められていたようだと使う為の言葉になります。
よって、「運命」より「宿命」と訳した方が適当なことがありますが、そちらだと、生まれながらに決まっていた「運命」という解釈になってしまい、大袈裟になる場合も多いので、避けられないものだったとしても、日本語としては「運命」と使った方が無難です。
「destiny」とは?
「destiny」も、「運命」という意味になる言葉ですが、こちらは、「fate」より軽く使うことができます。
例えば、“Looks like he was destined to lose.”と使えば、負ける運命だったようだと表現しており、後付けで(言い訳としての場合でも)用いることもできます。
「fate」と使うのはさすがに大袈裟になる、そこまでのものでもないという場合には、こちらの「destiny」の方を用いてください。
「fate」と「destiny」の違い
「fate」と「destiny」の違いを、分かりやすく解説します。
「fate」は、逃れられない「運命」のことだと解釈していいでしょう。
それに対し、「destiny」は、同じ「運命」という意味の言葉でも、後付けとしても使えるほど「fate」より軽くなる表現になります。
また、「fate」は、悪い意味での「運命」によく用いられ、「destiny」の方は、いい意味でも普通に使われています。
まとめ
「fate」と「destiny」は、このような違いになります。
日常会話では、あまり「fate」で「運命」を表現することはなく、その表現には主に「destiny」と用いると考えておいて構いません。