この記事では、「ラガービール」と「エールビール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラガービール」とは?
「ラガービール」の意味と概要について紹介します。
意味
「ラガービール」は、「下面発酵という低温による発酵方法で醸造されるビール」という意味です。
概要
「ラガービール」の原材料は、「サッカロマイセス・カールスベルゲンシス」という酵母です。
0~15度ほどの低温で、7日から10日かけてじっくりと発酵させて、その後熟成させて1ヵ月程で出来上がります。
発酵が進むと酵母が沈んでくることから「下面発酵」と呼ばれます。
「ラガービール」には「ピルスナー」「ヘレス」「メルツェン」「デュンケル」などの種類があり、クリアでのど越しがよいのが特徴です。
「エールビール」とは?
「エールビール」の意味と概要について紹介します。
意味
「エールビール」は、「上面発酵という高めの温度による発酵方法で醸造されるビール」という意味です。
概要
「エールビール」の原材料は、「サッカロマイセス・セレビシエ」という酵母です。
常温(20~25度)で、3日から4日ほど発酵させて、その後2週間ほど熟成させます。
発酵が進むと酵母が浮かんでくることから「上面発酵」と呼ばれます。
「エールビール」には「ペールエール」「レッドエール」「ブラウンエール」「ダークエール」などの種類があり、濃厚な味わいで飲みごたえがあるのが特徴です。
「ラガービール」と「エールビール」の違い!
「ラガービール」は、「下面発酵により醸造された、のど越しの良いビール」です。
「エールビール」は、「上面発酵により醸造された、濃厚な味わいのビール」です。
まとめ
「ラガービール」と「エールビール」は、酵母と発酵方法に違いがあります。
地ビールを提供しているお店で是非飲み比べてみましょう。