「ビーフン」と「春雨」の違いとは?詳しく解釈

「ビーフン」と「春雨」の違い食べ物・飲み物

「ビーフン」とは一体どのようなものなのか、詳しく説明していきます。

「ビーフン」の概要

「ビーフン」の概要

「ビーフン」は、米が原料となっているライスヌードルと呼ばれる麺の一種です。

簡単に表現すると、水に浸けた米を挽き、乾燥させたものになります。

発祥は中国だと言われており、その中国ではこの代用品として、じゃがいものでんぷんから作られたものも存在します。

「春雨」の概要

「春雨」の概要

この「春雨」が、先のビーフンの代用品と書いたものになります。

じゃがいもだけでなく、さつまいものでんぷんから作られるものもありますが、日本ではじゃがいも以外の穀物が原料のものはあまり見掛けません。

こちらも中国から伝来したもので、その中国では西暦1000年頃から存在していたと言われています。

よって、この元となっているビーフンはもっと前から製造されていたと考えることができます(詳しくは分かっていません)。

「ビーフン」と「春雨」の違い

「ビーフン」と「春雨」の違い

「ビーフン」は米を原料とする為、その昔に稲作が不作の年や、それでは製造コストが掛かってしまう、米がもったいないと考えて作られたのが「春雨」です。

よって、春雨は廉価版のビーフンだと解釈することができます。

現在ではビーフンの製造に困るということもありませんが、食感が異なることから遭えて春雨を使う場合も多く、廉価版というイメージではなく、別の食材として考えていいでしょう。

ですが、元は代用品として作られたものだけに、料理法はほとんど一緒で、今でも代用とする(廉価だからという理由ではなく)場合も少なくありません。

まとめ

まとめ

「ビーフン」をよく米粉から作られていると言われますが、これは正しい解釈ではありません。

「米粉」はビーフンの中国語表記で、ビーフンそのもののことです。

これが何かしらの形でそのような解釈に繋がってしまったものと考えられています。

ビーフンの製造法は先の通り、米自体を水に浸すところから始まります。