「中年」と「壮年」という言葉はどちらも同じような意味合いです。
ここでは、それぞれの言葉の意味と、違いを詳しく解説しています。
では、一緒に見ていきましょう。
「中年」とは?
「中年」とは、一般的に青年と老年の間のことで、人にもよりますが大体40代から50代後半ぐらいを言います。
しかし心身共に若々しい人の場合は60代であっても「中年」と見られて、そう言われることもあるでしょう。
明確に何歳から何歳と決まっているわけではありません。
大体の目安として捉えるといいでしょう。
「君も40だし、そろそろ中年太りに気をつけないと」「中年の女性が一人歩いていた」などと使います。
「壮年」とは?
「壮年」とは、働き盛りの年頃であるという意味になります。
はっきりと何歳と決まっているわけではありません。
「祖父が、壮年期の頃はひたすら仕事ばかりしていたと言っていた」「壮年男性」などと使います。
「中年」と「壮年」の違い!
「中年」と「壮年」、それぞれの言葉の意味が理解できたでしょうか。
「中年」とは一般的に40代から50代後半ぐらいを言います。
また「中年」のことを「壮年」とも言うのですが、意味合いとしては「壮年」は働き盛りの年頃というだけで、40代、50代など明確な年代はありません。
ただ40代以降は仕事もベテランですし、働き盛りということで「壮年」と言い表すことが多いわけです。
ですが、最近では人生100年と言われるようにもなりました。
70代、80代となっても引退せずに現役で働く人も増える可能性があります。
この場合は「壮年」という言葉が当てはまるでしょう。
たとえ現役で元気に働いていたとしても「中年」は使いません。
「中年」は働く、働かないとは関係がなく40代、50代に使う言葉だと覚えておきますと、わかりやすいかと思います。
まとめ
いかがでしたか。
「中年」と「壮年」の意味と、違いをお伝えしました。
同じような意味合いですが、微妙な違いがあることをしっかり理解し、使い分けていくようにしましょう。