この記事では、「文献」と「論文」の違いを分かりやすく説明していきます。
「文献」とは?
「文献」とは、知識の拠り所となる書物や記録、近年ではデジタル化されたものもそれに含めて対象となる言葉です。
それによって何かが分かった、参考になったといったような使われ方になり、「○○を文献として参考にした」といったように用いられることが多いです。
よって、この「文献」と使うだけで、何かの知識を得る為に役に立つものという解釈になりますが、「あまり役に立たない文献だった」のように使われることもあります。
ですが、この場合でも、その人の目的には合わなかったというだけで、何かしらの知識として役に立つものだという点は変わりません。
「論文」とは?
「論文」とは、何かテーマを決めた上で、それのついて論理的に書き進めていく文章のことです。
つまり、何かがそうなるのはこのような理由からだといったような進め方になり、最後に自分なりの結論を出して(そこまでいかない場合でも、よって、このように考えるといった締め方で)まとめるものです。
残されている数々の論文には、後人に役に立つものも多く、特に研究者のそれは、新たな法則や公式などを生み出す元ともなっています。
大学では最後の学年に、専攻している分野の中からテーマを決めて提出する「卒業論文」というものがあり、きちんと期限までに提出し、単位として認められないと卒業することができません。
「文献」と「論文」の違い
「文献」と「論文」の違いを、分かりやすく解説します。
「文献」は、知識の元となる、残されている書物や記録で、特定のテーマに対して論理的に述べられている「論文」も、その中の1つとなります。
「文献」と使われる対象は広く、何かのデータをまとめたものもそれになり、場合によっては文字が絡まない写真や地図などもそう表現することがあります。
まとめ
「文献」と「論文」は、このような意味になります。
「論文」は、「文献」として利用されることも多く、現在の何かにとても役に立っている有名なもの多く存在しています。