この記事では、「乳液」と「クリーム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「乳液」とは?
「乳液」とは、女性がお肌のケアとして、お化粧の前に使う化粧品の1つで、一般的な順番として、「化粧水」の次に使用します。
その化粧水によってある程度水分が含まれた肌に対し、油分を与える役目になり、水と油分が主成分で、それらに乳化剤が加わったものです。
不透明なものがほとんどですが、これによって肌の色を変えるという使い方はできず、あくまでこの後にお化粧の下地として利用します。
ある程度の粘度がありますが、水状でどろっとした顔全体にしみこませるように塗っていきます。
「クリーム」とは?
「クリーム」は、その「乳液」の後に使用するものです。
成分としては、水と鉱物油などの油分、乳化剤、保湿剤などになり、「乳液」とあまり変わりませんが、こちらはよく伸ばしてまんべんなく塗っていくもので、そちらは省き、こちらのみを使うという女性も多いです。
もちろん両方使っても構わず、また、「化粧水」、「乳液」、この「クリーム」が一緒になった「オールインワン」と呼ばれる、化粧下地がそれだけで済むというものも存在し、朝の支度にあまり時間が掛からないことから、現在ではそのような製品が人気です。
「乳液」と「クリーム」の違い
「乳液」と「クリーム」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは、成分的にそれほど違いはなく、「乳液」は、水状で肌にしみこませるもので、「クリーム」の方は、塗り込んで使うものです。
両方を使う場合には、「乳液」が先で、次に「クリーム」という順番になりますが、両方が必要という訳でもなく、片方だけでも構いません。
また、先のように、これらの前に使う「化粧水」も兼ねた「オールインワン」製品というものも登場しており、その後にすぐにお化粧ができるという手軽さから、とても人気になっています。
まとめ
「乳液」と「クリーム」は、このように違います。
朝は「オールインワン」で済まし、夜の入浴後のリラックスタイムに、「化粧水」から「乳液」、「クリーム」という順番でお肌のケアを行っているという女性も少なくありません。