この記事では、「ディスコ」と「クラブ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ディスコ」とは?
「ディスコ」とは、いわゆる「ナイトクラブ」と呼ばれる店舗で、正確には「ディスコテーク」と言いますが、一般には「ディスコ」と略したこの言葉の方で知られています。
基本的に薄暗い店内で、音楽を流し、それに合わせて踊るフロアが提供されるといった営業形態になります。
飲食も可能ですが、席は踊り疲れた休憩に使う程度のスペースのみとなっており、音楽のDJプレイやそれに合わせた即興のダンスなどを楽しむ為のお店になります。
日本では、1970年代からよく掛けるようになり、1991年に開店した東京の港区芝浦に存在した「ジュリアナ東京」がとても有名です(1994年に閉店しています)。
現在では、以下の「クラブ」と呼び方が変わっていますが、これらは同じものだと考えていいでしょう。
「クラブ」とは?
「クラブ」は、先の「ディスコ」の現在の呼び方です。
お店としての営業形態は一緒ですが、「ディスコ」と呼ばれていた時代には、裏方に近かった音楽を担当する「DJ」にスポットライトが当たるようになり、有名なDJが来店する時間帯には、それが目的でお客さんが集まることも珍しくありません。
また、「ディスコ」の時代には、生演奏により音楽が流されることもありましたが、現在ではそれはほぼ無くなっています。
この「クラブ」と呼ばれるようになったのは、1990年代の後期からです。
「ディスコ」と「クラブ」の違い
「ディスコ」と「クラブ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ディスコ」は、現在の「クラブ」の昔の呼び方で、それが変わっただけで、お店の営業形態としては一緒です。
元は海外からの輸入(便宜上の表現です)となる営業形態のお店ですが、その海外でも、現在では「クラブ」と呼ばれることがほとんどとなっています。
まとめ
「ディスコ」と「クラブ」は、このような言葉です。
言葉が指す対象に違いはなく、時代と共に「クラブ」に変わったと考えていいでしょう。