この記事では、「リス」と「ネズミ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リス」とは?
「リス」とは、ネズミ目リス科に属する生物で、200種類以上が存在しています。
体長は、大きなものでも30センチ程度で、中にはもっと大きいものも存在しますが、日本でよく見られるニホンリスやシマリスは、比較的小型の種類です。
そのシマリスが胡桃をかじる姿がとても有名なように、木の実やきのこ、植物類が主食ですが、種類によっては昆虫食のものも存在し、同じ「リス」でも主食が違うと生活様式も異なります。
「ネズミ」とは?
「ネズミ」は、ネズミ目に属する生物の中のいくつかの種類の総称です。
先の「リス」も同じネズミ目になりますが、それらは含まず、ドブネズミやハツカネズミなどの「ネズミ」と付く種類がこのように呼ばれます。
世界中に1300種類以上存在しますが、日本には古来からドブネズミとハツカネズミ、クマネズミの3種類のみが自然に生息しており、それ以外の種類はペット用などという目的から個別に輸入されたものです。
雑食で、体長は種類によって様々です。
大きなものは50センチ以上にも達し、いずれの種類も基本的に人間の生活の害となる為、建物内に棲みついたそれの駆除を仕事として行う業者も存在しています。
「リス」と「ネズミ」の違い
「リス」と「ネズミ」の違いを、分かりやすく解説します。
「リス」と「ネズミ」は、同じネズミ目の動物ながら、「ネズミ」と呼ばれる種類は雑食の害獣で、鳥獣保護管理法においても駆除が認められています。
「リス」は、見た目からネズミとは違い、それ自体に愛らしさがあります。
近年では猫や犬のように、ペットとして飼われることも少なくなく、愛玩動物に数えられることもあります。
まとめ
「リス」と「ネズミ」は、このように違います。
逆に、これらが大きな区分では一緒のネズミ目だと知らない人も多いでしょう。